元々はMGCのプラパイソンを新日本模型がカスタムしたものだ。
銃身をABSの削り出しで製作しフレームのトップフレームはABS材の組み合わせ、ハンマーは真鍮材のロストワックス製造といった手の込んだものだ。
作動は何処となくぎこちない感じだが唯一のプラ製オフィシャルポリスとしてはその価値は高い。
これはコルト特有の加工だ。
S&Wのリボルバーとは異なるフォルムがよく表現されているアイテムだが今や絶版品なのは寂しいところだ。
しかし・・・今後の製品化はまず無いだろうな(残念!)
後年、多少知恵のついてからCMCナショナルマッチはpre`70というものでゴールドカップが付く前のものでだということだった。
そういわれてよーく見るとどこか品がある・・・気がする(笑)
手に取って見てみても粒間腐食などは一切感じられない。
実物ではかなりレアなモデルのようだ。
取敢えずバレル違いを3挺並べてみた・・・って、ベタだなぁ(笑)
こんなところを再現してくれたら涙ものなんだが・・・
よく見ていたら面白いことを発見した。
我が日本国自衛隊のものだ。
このM7クリロを何処で手に入れたものだったか覚えていないが4本のロッドのうち2本にこの刻印があった。
米軍のものは元々黒染めだが落とされている。
4本全部繋ぐとロッド部分は48インチになる。
陸上型のM2 HBMGは銃身長45インチなので十分だ。
因みに航空機用のAN/M2、AN/M3では銃身長は39インチとやや短い。
しかしこの50口径機関銃が米軍に採用されてのは1921年でゆうに100年を経過している(当初は水冷式だが)
いまだかつて現役という驚きの御老体なのだ(笑)
特にコバ部分が青っぽくて”ミリタリー”な感じを感じない。
そこで染めてエイジングしてみた。
まぁ好みの問題かも知れないが・・・メッチャ綺麗なんだよね。
近いうちにこの”エイジング・グリップ”は極少量を販売予定なのでその際は宜しくお願いします。