

ただこの個体は46年規制直後の製品なのでスライドのサンダーの跡がキツいのでそれを処理すると薄い刻印がなくなっちゃうんだよね。
まぁこれはこれでいいか・・・

京橋三丁目にあったポリスミュージアム(警察博物館)は周辺地区の再開発に伴い令和7年9月15日から一時閉館している。
驚くことに来年令和8年春にケイズから歩いて2~3分にあるTOCビルに再開予定とのこと。
警視庁のHPにあるんだからマジだぜ!
そこでケイズとしては益々コンプライアンスを順守して質の高いマニアの道を歩んでいこうと思う次第である・・・って、なんのこっちゃ!(笑)


ここが問題で実際のM1899は内部のパーツがすべてヴィクトリー(M1905)とは異なるのだ。
まぁいいや(笑)

ハンマーの中途半端なコッキングポジションは相変わらずだ。
それでは分解に入ろう。




左端の長円形部分がサムピースを取り外した穴に入る。

ステンレスの削り出しで製作されたゴージャスな治具だ。





これが結構手間取るのだ。
その際、ペンチなどで引っ張るとアルミ製のリバウンドレバーが傷だらけになり心が折れる(笑)





(このパーツを外し必要はないがリテーナーが緩んだら締めておこう)

形状や加工精度ももちろんだがスプリングテンションなどは何度も試作して組み込んで作り直すという工程があったと思われる・・・バネ材の厚みや焼き入れ等々。
何気ないけど板バネを組み込んでちゃんと作動させるのは大変な努力が必要なのだ。


銃身下のロッキングボルトが無いからね。





