人はパンのみに生きるにあらず                                 "Man shall not live by bread alone."    k’z(ケイズ)ブログ

カテゴリ:軍  装( 33 )

M1917A1 ヘルメット

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このM1917A1ヘルメットは、一般的にはあまり米軍っぽくないヘルメットといった感じだが、1941年にM1ヘルメットが採用されるまでは正真正銘の米軍正式アイテムなのだ。
1941年12月のパールハーバーなんかの写真を見るとM1917A1ヘルメットにチノパン/チノシャツといった米兵を見かける。
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形状的にはイギリス軍のMark Ⅰヘルメットに近い・・・というより原型はイギリス軍のものだ。
当初のM1917ヘルメットはイギリスから購入していたのだが、その後自国生産したのがA1タイプだ。
この頃は塹壕内で上部から飛来する爆弾の破片などから頭部を保護するためのものでこのような形状になった。
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ライナーはイギリス軍のMark Ⅰとは全く異なっていて、どちらかというとドイツ軍のものに似ている。
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”18C”の刻印が打刻されているが詳細は不明。
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頭頂部はライナーを止めている真鍮製のナットだ。
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可動式のチンストラップ・ループ(ベイル)はリベットで止められている。
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チンスト自体はライナーに固定されておりアウターのベイルには通してあるだけだ。
チンストはその後のM1と全く同じ構造である。
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M1よりやや手の込んだ形状のチンストラップ・バックルは真鍮製だ。
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ライナーの内張りの革紐をほどいて、その奥のパッドの革紐を外すとネジが見えてくる。
これでアウターとライナーを固定しているのだ。
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外すとこんな感じの真鍮製のネジとナットだ。
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取り外したライナー。
どこかのヘットギアみたいな感じだ。
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アルミ製のフレームに革の内張りにフェルトのクッションで構成されている。
革紐が屋もすると切れそうなので厄介だ。
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”3”のスタンプはサイズ表示と思われる。
因みに一般的日本人の僕にはサイズ3では痛くて被れない。
欧米人とは脳ミソの大きさが違うのだ(笑)
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パッドにスタンプされたフレイミング・ボム。
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内張りにもフレイミング・ボムはスタンプされている。

今回でヘルメットシリーズ第一弾は終了。
そのうちに戦後のものもレポする・・・かも知れないのでお楽しみに!



by 1944-6-6 | 2018-12-10 17:30 | 軍  装 | Comments(6)

M1ヘルメット 初期型 フレシキブル ベイル アウター & プラスティック ライナー

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いい加減M1ヘルメットはやめてくれ!・・・という声が聞こえようがまだまだ続ける(笑)

大昔、戦艦ウィスコンシンの倉庫から出てきたとかいうデッドストックのM1ヘルメットが出回った。
前回のコメントにSchutze600さんから頂いたネタだ。

勿論というか当たり前というか・・・僕も買っていた。
ただ価格はその後の後悔につながるので、すぐに忘れることにしているが結構高価だったかも(笑)
時期的には30年くらい前だった気もするが・・・

ただ、ウィスコンシンの話はマユツバだといった話も当時聞いた気がするが・・・信じるものは救われるのである。
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プラスティック・ライナーに可動ベイル、ステン・リムのフロントシームっていう絵にかいたような大戦中期のヘルメットだ。
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ライナーの革製チン・ストラップは取り外し可能。
調整用のバックルにはODのものと黒染めのものがある。
写真のものは黒染めのタイプだ。
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可動ベイル。
固定ベイルからモディファイされたものもあるようだ。
勿論これは違うけどね(笑)
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ブラスのチン・ストラップのバックル。
プレス加工で造られているようだ。
このタイプは第一次大戦時のM1917A1ヘルメットから使われている。
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このヘルメットは全くのデッドストックと思われるが前面のこの部分(オデコ部分)にアウターシェルを重ねていたような擦れがありクラッシュ・コルクが剥がれている。
内側にも微かに見られるので重ねて保存されていたのか・・・間に紙を挟んでいたような感じもする。
今は素晴らしいリペア品があるのでこの辺の管理の跡が”当時モノ”を感じさせてくれるのが不思議だ。

さぁーて、まだまだ続くヘルメットシリーズだが、テッポー好きの人には辛いだろう・・・が、堪忍してね(笑)



by 1944-6-6 | 2018-12-06 18:30 | 軍  装 | Comments(10)

M1ヘルメット 初期型 フィクスド ベイル アウター & ファイバー ライナー

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最近は大戦中の軍装品を扱うショップがほとんどなくなった。
遠く過ぎ去った若かりし日に「小銭があるから、なんかエエもんあったら買うたろかな」なんてブラっと入ったはずが結果的に大きな金額を使ってしまう。
そんな時はショップを出た時の複雑な気持ちだがニタニタしながら帰途につく。
誰かの歌じゃないが・・・「大きな喜びと少しの悲しみを涙の言葉で歌いたい!・・・」(笑)

このM1ヘルメットを見るとそんなことを思い出してしまう。
あれから30数年・・・
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フロントシームのステンレスリムにコルクのザラザラ。
本物なら75年は昔の製品なのだ。
僕はまだ59年しか生きていない。
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アウターシェル(外帽)はほとんど未使用だが、ライナー(内帽)は中古品。
完璧なコンディションではないが、よっぽどお金を持っていない限り贅沢は言えないのだ。
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アウターのチンストラップを止めているループはベイル(bale:発音的にはベールが近い)と呼ばれている。

これには初期型のフィクスド・ベイル(Fixed bale:固定式)と後期のフレシキブル・ベイル(flexible bale:可動式)がある。
写真は初期のフィクスド・ベイルだ。

これらの2種以外に空挺隊用の固定式”D”ベイルがある。
これは滅茶苦茶レアなアイテムで本物とおぼしきものはかなり前に一度きりしか見たことが無い。
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アウター(steel pot/shell)とライナー(liner)。
先にレポした初期ライナーは何故かこのアウターに入らない。
思いっきり入れれば入るかもしれないが・・・それこそ愚の骨頂だ。
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ブラス製のチンストラップバックル。
このパーツは鉄製などいくつかのバリエーションがある。

次回はフレシキブル・ベイルかM1917A1でもレポしてみようかと思っている。
まだまだヘルメットネタはあるので楽しい人は楽しんでくだされ・・・つまらなく思う人にはごめんチャイ!(笑)



by 1944-6-6 | 2018-12-04 17:00 | 軍  装 | Comments(6)

M1ヘルメット 初期型ファイバーライナー

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1941年に採用された米軍のM1ヘルメットの最も初期のライナー(内帽)がこのファーバータイプだ。
簡単に言えば紙製である。
表面には布が貼られている(資料ではシルク製)
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全体に縁に丸みがあるのでその後のプラスティック・ライナーとは区別しやすい。
軽くてイイのだが強度的には非常に壊れやすい感じだ。
特に前部の縁がつぶれているものが多くみられる。
アウター(外帽)に入れた際につばの部分は何かとぶつかり易く潰れてしまうようだ。
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このライナーの初期は革製のチンストラップは取り外すことのできないタイプだ。
サイズ調整用のバックルを見ると区別しやすい。
以後のストラップに比べ幅が狭く破損しやすい。
したがってこの個体も触らないことがイイのだ(笑)。
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内部はレイヨン製のストラップ。
ドットボタンで留められたスエットバンドとネックバンドは後期のようにサイズを調整できない。
自分に合ったものを取り付ける。
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写真のものはネックバンドに”3”というサイズがスタンプされている。
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右側のチンストラップ取付部。
なんか不安が残る固定だ。
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壊れやすい(潰れやすい)つばの部分。
幸いこの個体は大丈夫だ。
何かが貼り付けられていたのか塗料なのかは不明だが何かの白い跡がある。
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左側のチンストラップ取付部。

今回はテッポーマニアには目もくれないものだろうが・・・まだ続くよ(笑)



by 1944-6-6 | 2018-12-03 22:30 | 軍  装 | Comments(10)

大戦タイプのコットン・マズルカバー

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M1ガランドやM1カービンにはお馴染みの米軍大戦タイプのコットン・マズルカバーです。
友人が作ってみたとのことですが必要な方にはお分けします。
価格は定形外送料込みで1個¥700!安い!

埃だらけになっているコレクションの銃口保護にいかがでしょうか?
エアガンには非常によろしいかと・・・

mail : kz_gunshop@yahoo.co.jp
03-6421-6029(18:00~22:00)



by 1944-6-6 | 2018-10-16 17:30 | 軍  装

汚らしい ”お宝”

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部屋で探し物をしていたら何やら汚らしいものが出てきた。
一瞬、僕ですらたじろいでしまう!

「なんだったけ、こりゃあ?」
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裏を見ると何やら米軍のパーツのリパックされたものだ。
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名前は「ハイダー」とある。
未開封品なので取りあえず中身を盲牌してみる。

ピィーーーン! 思い出した!
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随分前に今は亡き中野のMGTSで購入したM3グリースガン用のフラッシュハイダーM9だ。
勿論実物。
WWⅡではなく朝鮮戦争以降のリパックものだが今となってはレア物だ。
確か一個何千円かのバーゲン・プライスだったので在庫3個を購入したモノだった。
確か開封されていた一個は以前に売ってしまったが、未開封の2個が残っていたのだ。

しかし・・・なんとも汚らしい物体だ。
酸化したグリスっぽい匂いもする。
だが・・・僕にとってはお宝なのだ。

どーせ一般ピープルには奇異なる物体だし、オネーチャンには虫を見るような目で見られることは・・・分かっているよーだ(笑)



by 1944-6-6 | 2018-10-05 18:00 | 軍  装 | Comments(4)

GALTER ZEPHRS LIGHTER 1940's era

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大戦中のオイル ライターというとなんといってもジッポー(ZIPPO)が有名だ。
確かにジッポーは素敵だ。
しかし戦中のPXものはブリキ細工っぽくてイマイチ安っぽい感も免れない。

今回紹介のガルター社製のゼファーは全体がダイキャスト製造だがカッチリした感じの造りで、ジッポーより好きだというマニアもいるくらいだ。
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個人的にもOD色のシボ塗装はSCR-536ウォーキートーキーに相通じる趣で結構好みなのだ。

因みに亜鉛崩壊は起こっていない(笑)
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結構使用感のある感じがイイのである!
大きさや重さはジッポーと変わらない。
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インナーもジッポーに似た感じだ。
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インナーは鉄板とZincをリベットで合わせている。
気密性はジッポーの方が数倍高そうだ。
フリントやオイルはジッポーのものが使える。
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今回数年ぶりにオイルを補充し”火”を入れてみた!

「あぁー、このニオイ!」

オイルライターを着火したニオイはなんとも言えない感じだ。
小生も10年前まではブラスのジッポーを使って日に50本近いマルボロを吸っていた。
この火を付けるときのジッポーオイルの男っぽいニオイにはステータスまで感じていたのだ。

なんか久しぶりにタバコに火を付けたくなってきたなぁ!



by 1944-6-6 | 2018-09-08 16:00 | 軍  装 | Comments(6)

M1917 リボルバー用 アモ・パウチ

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第一次大戦で米軍の採用していた45口径リボルバー用のアモ・パウチだ。
シッカリしたキャンバス製で45ACP弾18発をハーフムーン・クリップに装着した状態で携行できる。
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第一次大戦の米軍装備は第二次大戦のカーキ色というより黄土色(ある意味サンド)系の色合いが強く緑っぽさは感じられないものが多い。
留め金のプレス スタッド ファスナーはこんな昔からあったのだ。
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裏側のドット・ボタンはピストルベルトに固定する際に使うものだ。
ピストルベルトのバックルの左側にくるようにする。
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スタンプはだいぶ読みづらいが左のものはR.H.LONG製で1918年7月となっている。
R.H.LONG社は他にも45オート用のマガジン・パウチなどいろいろと作っている。
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M1917リボルバーは採用時にはパーカライジングはされていない・・・というか1917年には”パーカライジング”という処理方法がまだ確立されていないのだ。
したがってピカピカなのである。
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.45ACP弾はそれ以前に米軍が採用していた.45ロングコルト弾よりずいぶんと短くなっているが弾頭の持つ威力は変わらない。
黒色火薬用から無煙火薬に変わったため効率が良くなり火薬量が少なくなり容積が減ったのだ。
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あまり第一次大戦装備は興味が無いのだがこのパウチはずいぶん昔からうちにある。
でもリボルバー用のホルスターは持っていない。
個人的にはM1917リボルバー自体が戦後日本の警察官用で米軍のイメージではないのだ。



by 1944-6-6 | 2018-08-04 18:00 | 軍  装 | Comments(5)

無意味なコレクション

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未開封のこの部品。
今まで開けたことはない。
中身はM1カービンのリアサイトassyだ。

向かって左が中期の切削タイプで、右が後期のプレスタイプである。
勿論未開封ないで盲牌での確認しかできない。実際に開けてみたら・・・ウンコかもしれない(笑)
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開封しないのは別にあるからだ・・・って、切削タイプが見当たらない。
売ったか?

はたして未開封のままこの先ずっと保管し続けるのだろうが・・・中身の真実も知らないままに。
なんか無意味じゃね?

案外この手のことはコレクターやマニアに多いのだ。
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と、まぁどーでもいいことをネタにしたが(笑)

本日ケイズに新しいエアコンが導入された。
もしかしてこのほうがはるかに意味のある事かも知れない・・・ってか(笑)



by 1944-6-6 | 2018-06-18 22:30 | 軍  装 | Comments(8)

得した気持ち・・・

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上のバイオネットはよく見かける放出品のガランド用M1942だ。
下は昔に入手したちょ~っと長めの放出品のM1942バイオネット。

当時こんだけ長いだけでメチャクチャ得した感じで幸福感が味わえたのだ。
・・・って、今でもなんか嬉しいアイテムだ(笑)



by 1944-6-6 | 2018-06-15 20:30 | 軍  装 | Comments(4)