人はパンのみに生きるにあらず                                 "Man shall not live by bread alone."    k’z(ケイズ)ブログ

2016年 01月 08日 ( 1 )

.30 caliber steel Ammunition box についての考察

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今回はガラッと指向を変えて米軍の30口径用鉄製弾薬箱を考察してみる。

米軍では、この鉄製弾薬箱が開発される前はM1917水冷機関銃用の木製弾薬箱が使用されていた。
初期はオーク材にODペイントしたもので後の鉄製に比べると全体に大きい感じだ。
これは木材と鉄板との厚みによるものだ。
WWⅡの写真でもかなりの木製弾薬箱が見られる。
特に大戦初期にM1917A1クレイドルを使用している場合が多い。
元々このクレイドルにジャストフィットする弾薬箱なのである。
ただし、今回はWWⅡ以降のスティール製のディテールのみを取り上げることにした。
一般的に使用されているスティール製は写真のM1/M1A1/M19A1の3種類が見られる。


M1 Ammunition box
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最も大戦っぽい弾薬箱だ。
WWⅡで米軍のいるあらゆる場所で見られると言っていいくらいだ。
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布製リンクを使用した30-06弾を250発収納できるサイズである。
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U.S.の上にメーカーのマークが入っている。
OwensIllinois Can Company社製だ。


M1A1 Ammunition box
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M1の改良型でM1917A1クレイドルに取り付ける為のスプリング式のロックが特徴だ。
このM1A1は30年位前にはサープラスショップにかなり出回っていたのだが、現在ではオークションでも滅多に見かけなくなった。
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右側がM1A1。
改良されたロック(ラッチ)が確認できる。
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長円の中にARTCRAFTの文字が見える。
メーカーだと思うのだが・・・
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開閉ロック部分にもN.L.COの文字とロゴが打刻されている。


M19A1 Ammunition box
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このタイプは戦後の1960年代に登場している。
ベトナムでよく見かけるタイプである。
全体に平面的でM1/M1A1のようなプレスリブが無いので識別しやすい。
ステンシルは射手/装填手から見える側(背面)にされている。
それによるとM60マシンガン用の7.62㎜ NATO弾 M82(ブランク)がM13メタルリンクで連結され200発入っているとのこと。
こちら側だと操作しながら確認しやすいのだろう。
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メーカーロゴはS.C.F.といるはいっている。



10/11日に行われる「新春ブラックホール」に性懲りもなく出店します。
マッタリとマッタリと・・・いくぜ!




by 1944-6-6 | 2016-01-08 22:59 | 軍  装 | Comments(2)