"人はパンのみに生きるにあらず" (ケイズ ブログ)

1911

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これは実銃の1911系45オートの発砲シーンだ。
よく観察してみるとエジェクションポートの後方にカートが当たっている。
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そういえば大昔にダミーカートを作り始めた頃に、購入した米軍廃棄の中古薬莢に同じ傷(凹み)があるのに気づいた。
どの空カートにも同じ位置に傷がある。
その当時はYouTubeもなく実射シーンを見る手段は限られており確認できなかったが・・・前出の写真で判るように排莢時にスライドに当たるのだった。
しかも、この凹みはフルサイズレングスのダイスで絞っても消えないのだ。
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しかし空カートを見ていると面白いことに気づく。
エキストラクターの痕跡とエジェクターの蹴った跡だ。
どちらも蹴り出された時に付くものだ。
写真のカートのエキストラクター痕から見るとエキストラクターの爪が丸い形状のようなのでM1911にまず間違いないだろう。
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ヘッド面にはエジェクターの跡がある。
この左下の位置からM1911と判断できる。

別のカートにはエキストラクター痕の位置から中央にエジェクター痕があるものがあった。
米軍廃棄の空カートという事からM3グリースガンから発射されたと思われる。
この痕が左側にあればトンプソンだ。
各々の銃でエジェクター位置が異なるのでそんなことが推察出来て空カートだけでも楽しいのだ。

チャンバーへの送り込みで1911系ではエキストラクターの下からには滑り込んでブリーチに収まるが、トンプやM3等のサブマシンガン系の場合は45ACP弾がチャンバーに送り込まれてからエキストラクターがリムを乗り越えてホールドする。
結構な勢いでぶち当たるのだ。
その為、ヘッドスタンプ側にも痕が残っているので判断しやすい。

45APCの軍用弾だとこんな妄想が出来るが9㎜パラは候補が多すぎてこんな楽しみ方は出来ないんだよね(笑)



by 1944-6-6 | 2021-01-09 23:30 | 銃 関 係 | Comments(4)
Commented by ご意見有用 at 2021-01-10 03:51
警察の「科警研」だか「科捜研」だか知ら無いけど、其処のデーターベースにはきっと、
銃身と弾頭のライフリング痕と共に、空薬莢のエキストラクター痕やエジェクター痕、
そして撃針痕等の、膨大な情報が蓄積されているのでしょうね⁉︎。

出来れば一度覗いてみたいです!。(╹◡╹)
Commented by カバ男 at 2021-01-10 10:17
撃ち殻薬莢を前から透視的に見た場合、胴部を縦に走る擦過痕を真上とみて抽筒子痕の角度形状、蹴子痕の角度形状、包底面の圧打痕、およびその他外部の特徴的な打痕などなど。これらによってその薬莢が使用された銃を特定することはかなり可能になる。・・・、これが池田センセの主張される薬莢鑑識の基本ですなぁ。ほかに近所の川邑センセなんかも同じことをおっしゃってましたっけ。
アニキこんな所まで着眼してたんすか。
その「縦に走る擦過痕」がいつどの段階で何によって付けられるのか?アニキならポテチひと袋空にする間にピンと来るっしょ。

でも、それが判っても凶器を発見することはできないんだよなあ(某捜査員・談)。
Commented by 1944-6-6 at 2021-01-10 19:18
>ご意見有用 様
ライフルだとプライマーに残ったブリーチの切削痕もありますよね。
拳銃は腔圧が低いのでほとんど見えませんがライフルではかなりしっかりと付いています。
手に入れた空薬莢から空想をめぐらしドラマを組み立てるのも楽しいかも・・・
Commented by 1944-6-6 at 2021-01-10 20:05
>カバ男 様
AK47系もケースの中央に凹みが出来ます。
これは排莢口(トップカバー)の縁に当たってのことなんですが設計上のことなんでしょうか?
塹壕などで横並びに射撃した際に横の仲間に薬莢が当たらないことを配慮しているのかも知れません。
因みにトラップ射撃でオート銃を使って隣の射手の方に薬莢が転がると凄く嫌がられます。