"人はパンのみに生きるにあらず" (ケイズ ブログ)

ヘルメット ネット & カモフラージュ ヘルメット カバー

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幼き頃に憧れていたいたのが”忍者部隊 月光”、隊員たちはネットをかけたヘルメットを装着していた。
なんで鉄兜に網・・・当時は意味も解らずそのミスマッチに、なんか妙に痺れたんだよねぇ!
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これはWW2の米軍支給のヘルメット・ネット。
ゴムの入ったバンドが縫い付けられているのが製品っぽい。
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ご丁寧に使い方が記されたタグがクリップで止められている。
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草木を付けて擬装するやり方も。
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これも支給品と思われる。
M1917ヘルメットにも使われていたようだ。
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上のものより若干網目が細かい。
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これはかなり網目が大きいもの。
ヘルメット用ではなく他のものからの流用と思われる。
当時の写真にもたまに見かける。
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これはTV『コンバット!』のサンダース軍曹御用達の海兵隊のパラシュート・クロス。
これはシルクで出来ている!
高貴なのだ。
ややパターンの黄系と緑系の異なるパターンが2種確認できる。
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戦後のODのヘルメット・カバー。
表裏ともODのコットン製だ。
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海兵隊のコットン製ヘルメット・カバー。
春~夏季用と秋~冬季用のリバーシブルになっている。
この迷彩パターンは他にも海兵隊のポンチョやテントなどのも使われている。
よくサンダース軍曹のものと間違われるが、このカバーは左右2枚のものを中央で縫い合わせている点が異なる。
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ベトナム戦争当時のミッチェル・パーターンのカバー。
どちらかというと南方系だ。
こちらも春~夏季用と秋~冬季用のリバーシブルになっている。
このパターンもこの時期のいろいろな物に使用されているのでベトナムではお馴染みだ。

この後はウッドランドと呼ばれる森林地帯系のものに変わっていくのだが・・・個人的には迷彩の米軍はベトナムまででお終い。
やっぱテッポー的にM16A1までなんですよね(笑)



by 1944-6-6 | 2019-02-10 18:00 | 軍  装 | Comments(12)
Commented by いかクッキー at 2019-02-10 19:17 x
忍者部隊月光
拳銃は最後の手段だ!でしたっけ。
Commented by Schutze600 at 2019-02-10 20:38 x
海兵隊の迷彩カバーのパターンは、熱帯地域での展開を目的に開発されたので、春/秋ではなく、ジャングル/ビーチの設定だったようです。このパターンの迷彩服をヨーロッパに持ち込んだこと自体、ドイツ軍に間違えられた云々以前に、無理があったと思います。
ちなみに、このパターンは、フロッグスキンと言われるように、水辺に住むアメリカウシガエルの模様をそのままパターン化したもので、迷彩服としては成功とは言えないものの、同じ生息域の鴨を狙うハンターにとっては最適な迷彩服になり、戦後、ダックハンター迷彩として有名になったのは皮肉な話です。
Commented by カバ男 at 2019-02-10 23:12 x
忍者部隊かぁ・・・。
「忍者部隊ゲッケー!」とかいって殴られましたね、イトコのねえちゃんに。

あと「新月!」「半月!」「臨月!」とかね。
最悪なガキでした。
Commented by グライフ at 2019-02-11 08:31 x
湾岸戦争で登場した。チョコチップ迷彩くらいまでは許せる気がする・・・。
Commented by 1944-6-6 at 2019-02-11 15:50
>いかクッキー 様
「バカ! 射つやつがあるか。拳銃は最後の武器だ。われわれは忍者部隊だ!」・・・などと三日月ネーチャンを叱責してるくせに、バキューン!バキューン!撃ち合ってましたね。
Commented by 1944-6-6 at 2019-02-11 15:55
>Schutze600 様
確かにヨーロッパ戦線でダックハンターのHBTを着た米軍が闘っていたら・・・僕は軍装に手を出さずに済んだはずです(笑)
『シンレッドライン』や『ザ・パシフィック』がイマイチ好きになれないのは軍装にカッコよさを感じないからですね。
それに比べると陸軍空挺隊はカッコいいやね!
Commented by 1944-6-6 at 2019-02-11 15:58
>カバ男 様
う~ん、そうなると最悪なガキは最悪のジジイになるって事っスね!
うわぁ~、イヤだぁ~(笑)
しかし、小僧の頃から女体の神秘を探っていたのですね!サスガです!
Commented by 1944-6-6 at 2019-02-11 16:01
>グライフ 様
どうも 迷彩=悪い人 って感じがしてダメですね。
あとテッポーがM16A1までなんですね(笑)
Commented by Schutze600 at 2019-02-11 16:26 x
米軍が迷彩服の開発を始めたのは、ドイツの武装親衛隊の迷彩服の影響だったと思いますが、1940年あたりから様々な状況下のパターンを研究して、できたのが、カエルの模様そのまんまだったというのは、笑ってしまいます。
アメリカウシガエルの模様
http://wonclub.club/wp-content/uploads/2018/08/animal-that-live-on-land-and-water-a-frog-is-an-amphibious-animal-which-means-it-can-live-both-on-land-and-water-and-it-always-goes-back-to-the-water-to-lay-its-eggs-animal-that-live-on-land-and-water.jpg

これに茶色のドットを加えれば、ダックハンター迷彩になります。似ているというより、そのまんまですね(笑)。




Commented by LEON at 2019-02-11 19:39 x
遅くなりました、お誕生日おめでとうございます。先日大昔のモノクロ「コンバット」第2話の再放送を見ました。するとある1日なのに、前半はカバーなし、後半はカモフラージュなので驚きました。記録係がいなかったんでしょうね。
Commented by 1944-6-6 at 2019-02-11 23:16
>Schutze600 様
確かにカエルでした(笑)
Commented by 1944-6-6 at 2019-02-11 23:24
>LEON 様
有難うございます!
コンバット!の第一話ではヘルメットにチョークで書いた数字(舟艇の番号?)砂で消すシーンがありますが、妙なリアリティを感じました。
仰る部分は明らかに撮影日が違っていたんでしょうね。
サンダースのトンプやカービーのBAR、ドイツの軍曹のMP40など場面場面で変わることがよくありますね。