ダブルステージ・トリガー
これはトリガーを引くと最初軽い感じ(遊び)があり、そのあとに”ヤマ”がありそれを越すとハンマーが落ちるシステムだ。
それに対するのがシングル ステージで遊びが無く引くと一気にハンマーが落ちるタイプで上下二連や水平ニ連の散弾銃がそれである。
以前、レミントンのM700を見た時にオリジナルのトリガーはシングル ステージで僕的には使いづらい気がした。
調整してダブルステージがしっかり効くようにした・・・が、スプリングがヘナヘナなので微かに感じる程度だが。
トリガーを加圧していない状態だとトリガーのフックがハンマーをしっかりと捉えている。
この時点ではハンマーはシアーに触れていない。
ここでトリガーに取り付けられたシアーが前方向に移動しハンマー後部に接触する。
シアーはハンマースプリングでテンションがかかっているのでトリガーがいったん重くなる。
ここが”ヤマ”だ。
これからがセカンド ステージで更にトリガーを加圧するとハンマーが落ちるわけだ。
昔のカメラのシャッターは機械式で同じような指に伝わる”ヤマ”がありシャッターの落ちるタイミングが読めた。
テッポーのトリガーと似ているのだ。
指の力だけで動く機構にしてある銃器は雰囲気が良いです。これが電子トリガーなんてのになったら興ざめです!
戦闘機なんかも今の機体は電気制御なんで操縦桿に疑似抵抗を付けているとか聞きました。
やはり指先や身体に感じる感触は微小な作業をする上での楽しさだと思います。
そのうちに銃のトリガーも脳ミソ直結のインターフェイスで発砲できるようになりますよ。
そう言えば僕もミロクのOEMでブローニングから出ていたA-ボルトってのを持っていました。
MSS20のライフルバージョンですがトリガーは全く同じのもので金色していました。
アレもシングルステージでした!
僕もあのトリガーがダメですね(笑)
私もM700はJewellのHVRツーステージに交換しました。
まぁ慣れ何でしょうか?
人それぞれなんですね。