Nambu M57A1
新中央工業製のナンブM57A1。
9㎜パラ仕様の国産試作銃だ。
製品自体に昭和の怪しさを感じてw
本当にフルサイズなのか解りませんが
スライドストップ?に親指がすんなりかからないとこが
逆にフルサイズの証なのかな?と思ったりも
ところで、グリップは、木製風塗装仕上げですか?艶が抑えられてなかなか良い雰囲気だと思います。
用心金の前に指掛けが設けられているのは当時としては斬新ですよね。どうしてダブルアクションにしなかったんでしょうかね。
ウィキペデアでニューナンブM57を見ると全長197㎜とあります。
写真のM57A1を計ってみるとほぼ197㎜で同じでした。
ということで”原寸大”と言っていいと思います。
因みに重さは552gでした(マルシンのM39HWが588g)
通常のレジンではなくポリストーン製のようで重いのはその為でしょうね。
かなりSF的な形状ですよね。
しかも色もミドリのビッグアトラスみたいな青銀でおおよそテッポーらしからぬ色です。
グリップは一体ですが家具っぽい塗装で握り心地もGOODです。
全体にメルトダウン調で陶器っぽいヌルヌル感です(笑)
メチャクチャ面出ししたいッス!
縦横の大きさは39オートとほとんど同じですが、DAを除いているせいか銃身の位置とトリガーとの距離が短く(銃身線が低い)グロック的で使いやすそうな感じです。
カチッとしたできだったら欲しいですね。
わたしとしては、ルパン三世 カリオストロの城 にて実際に宮崎駿監督や大塚康正氏が取材された シモノフPTRS1941対戦車ライフル や M60GPMG が観たくて行ったのですが、拳銃達と違い長物達は鎖につながれているだけで、動かし放題だった事を覚えています。
イスラエル国が、 64式小銃の後釜を狙って ガリルSARカ-ビンを売り込んでいる事を知って驚きました。
土浦武器学校の収蔵品にて、私個人的な一番のお気に入りは、口径30-60にて試作された62式機関銃のプロトタイプですっ!
鋼鉄の削り出しでつくられた全ての部品にて組まれたこのプロトタイプは、まるでスイス製の時計のようで、第2次大戦後 最もお金の掛かった軍用銃 の一つではないでしょうか?
若かった私は、武器学校の展示品達にとてもコ~フンしてしまい、'午前10時~午後5時'近くまで展示室にこもってしまい、担当者の方に怒られてしまいました。
ご免なさい。
う~ん、相変わらずスゴイ!
今度行く時はレーションや寝袋をもっていけば帰らなくて済みますね。