M1917の形状修正

ティク ファイブに展示していたサンプルを見て気に入ってくれたとのことで・・・感激である!
だって、あのガバを造っている人なんだぜ!
狂乱の留ブラ加工が終わり、やっと納品できたのだが・・・凄く気に入ってくれたようで嬉しいというよりメチャ安心した。
だって、・・・大先輩なんだぜ!
それだけではなくエランのFBで褒めてくれた!
有難うございます!

まずはハンマーピンの移動に伴うフルコックポジションの改良。
したの1917がその例だ。
その2はエイジング&ポリッシュに伴う形状変更だ。
ダミーのハンマーピン、リバウンドスライドピンは4/1以降の御依頼品にはスタンダード化するもの。
その3がハンマー/トリガーのケースハードゥンとハンマーノーズ形状の修正、ハンマーノーズピンの大型化。

理由は単なる金型の使いまわしと思われるが・・・案外ムスコが萎えるところの一つだ。

シリンダーの入る部分はパーティングラインが除去されていない。
これも取ってやる!

先に紹介したGun誌の表紙などを見て僕好みに丸みを付ける。
曲面から直線に変わる部分にはかすかなエッジが確認できるものもあるのでそれも再現。

なんだか”愛”の無い作業だろうか・・・
完全にパーティングラインを取り去ると刻印も除去されるので騙し騙し平らにする。
その前後は結構大きな面取りがされているので再現する。
案外これは本物っぽさの効果が大きい加工だと思っている。