"人はパンのみに生きるにあらず" (ケイズ ブログ)

留之助ブラスター2049 スタントモデル を作る-その1

留之助ブラスター2049 スタントモデル を作る-その1_e0162444_18441514.jpg
留ブラのスタントモデル(無可動のレジン製)が再販されるようなので、御依頼品を使って製作レポをやってみることにした。
何度かに分けてレポすることになりそうだが、これから購入される方の参考になれば幸いだ。
留之助ブラスター2049 スタントモデル を作る-その1_e0162444_18442107.jpg
下地処理にはこの程度の工具があればOKだ。
モーターツールは無くても特に問題はない。
また、レジンの場合は金ヤスリよりも紙ヤスリの方が効率がイイ。
僕の場合、今回のような作業ではスポンジヤスリ使うことが多い。
留之助ブラスター2049 スタントモデル を作る-その1_e0162444_18441536.jpg
まずレシーバー上にあるパーティングラインを消すことから始める。
段差が大きい場合は事前にパテなどを盛っておくといいが、今回は削るだけでいけそうだ。
留之助ブラスター2049 スタントモデル を作る-その1_e0162444_18441501.jpg
フロント部分の丸頭のネジはヤスリがけの支障になるので一旦切取る。
切取ったものを後で整形して貼り付けたり、別パーツを作り取り付ける方がレシーバーの作業がやり易いうえに仕上がりが綺麗だ。
この個体ではあとから実際のネジを取り付ける予定だ。
3個ある丸い穴は実際のステアーライフルでスコープ・マウントを取り付けるネジ穴なのだが、スコープを使用しない場合はキットのようにイモネジをねじ込んで蓋にしている。
キットではヤスリがけ等でモールドが甘くなるので、穴を開けてマイナス溝を切ったプラ棒などをはめ込んで新たに再現する。
その方がシャープな印象に仕上がる。
また、ヤスリがけでボルトスリーブとレシーバーの境目が消えてしまい一体になってしまうのでケガキ線を入れて再現しておいた。
留之助ブラスター2049 スタントモデル を作る-その1_e0162444_18442071.jpg
トリガーガード内には大きなバリがあるので、ニッパー等で大まかに切り落とし、トリガーガードやトリガーの残ったバリやパーティングラインを処理する。
留之助ブラスター2049 スタントモデル を作る-その1_e0162444_18442009.jpg
処理した後はこんな感じ。
その他各所に残るバリやパーティングラインを処理する。
個人的にはこの作業は楽しいのだ!(笑)
留之助ブラスター2049 スタントモデル を作る-その1_e0162444_18442125.jpg
トリガーガード内側はモーターツールなどで荒削りをして・・・
留之助ブラスター2049 スタントモデル を作る-その1_e0162444_18442688.jpg
紙ヤスリやスポンジヤスリで整形する。
この時に一定方向にヤスってツールマークを表現した。
留之助ブラスター2049 スタントモデル を作る-その1_e0162444_18442609.jpg
トリガーガードの外側もヤスっておくがやはり一定方向にヤスる。
留之助ブラスター2049 スタントモデル を作る-その1_e0162444_18442703.jpg
トリガーの裏側も案外目立つところだ。
この辺りは金ヤスリなどを使ってキッチリとした硬そうな感じを出す。
留之助ブラスター2049 スタントモデル を作る-その1_e0162444_18442708.jpg
もう40年近く使っているのがX-ACTO ナイフの丸刃だ。
これは押すことで一点を切削出来るので個人的には非常に使いやすい。
平刃だと刃の幅の痕を残しやすいのだ。
留之助ブラスター2049 スタントモデル を作る-その1_e0162444_18442718.jpg
こんなところもサクサクと削ればバリ取りは完了である。
この後は塗装前の全体の表面処理をしていく予定だ。


留ブラキットの製作依頼をお受けいたします。
また時期発売のライセンスバージョンや既にリリースされているリテイラーなどの仕上げ直しもお任せください。
詳細は取りあえずメールにて・・・
ご連絡ください。
Mail : kz_gunshop@yahoo.co.jp




by 1944-6-6 | 2018-03-19 22:00 | 留之助ブラスター | Comments(2)
Commented by Schutze600 at 2018-03-20 15:37 x
レシーバー上の3つの穴がスコープマウント用の取付穴であることを知っている方は少ないのではないかと思いますが、steyr rifle SL scope mountで検索すると画像が出てきます。
で、妄想するのは、レシーバーにスコープを付けて、グリップエンドを加工してベレッタ93R用の着脱ストックを付けられるようにして、ロングバレル(サイレンサー)を付けたいわゆるアンクルカービン。設定としては、マガジンは、ブルドッグのシリンダーなのか、前部にあるシュタイヤーのマガジンなのか不明ですが、バランス的には、前部にロングマガジンもつけたいところ・・・結構、かっちょ良くないすか?
Commented by 1944-6-6 at 2018-03-20 20:40
>Schutze600 様
このテッポーの考証を考えるとテッポーマニアは寝れませんね。
でもどっかでスナブノーズのブラスターを出してるのを見たような・・・
アンクルカービンっていうのは結構かっこいいかもしれません。
お金があったら留ブラで作りたいですね(笑)