人はパンのみに生きるにあらず                                 "Man shall not live by bread alone."    k’z(ケイズ)ブログ

ケイズのお仕事

タナカの S&W M1917 の仕上げ直しを再開。
こんな感じで作業しているのであります。
e0162444_18512246.jpg
外周にツールマークを付けて前面/後面を真っ平らにして鋼鉄っぽい感じに…
e0162444_18512317.jpg
ブルーをかけてからエッジに”擦れ”を出していくのだ。
これが結構気を使うのだ・・・フゥー。
e0162444_18512321.jpg
その後に疑似ドラッグマークを付ける。
これが大好きな作業なのだ。
一気にらしくなるからであーる!

因みにこれは”書いた”モノとは違うのであった(笑)



by 1944-6-6 | 2018-03-08 19:00 | K'z(ケイズ)日記 | Comments(2)
Commented by Schutze600 at 2018-03-08 22:22 x
良いですね~、正に鉄のシリンダーって感じです。
ところで、このエッジの”擦れ”は、どういう場合にこうなるのでしょう・・・たぶん、標的射撃用のピストルには何年たってもこのような擦れはつかない。恐らく、ホルスターの出し入れを繰り返す内にエッジが擦れてこうなるのではないかと思います。と言うのは、GMやS&WM1917等WW2時代の米軍ホルスターを何個か持っているのですが、どれもキッツキツです。WAのGMはデブすぎて入らないし、タナカのM1917もぎゅうぎゅう押し込まないとフラップが閉まらない。たぶん、激しく動いても銃が動いたり飛び出さないように意識的にきつめに作ってあるのではないかと想像します。そこいくとP08やP38のホルスターはフタを開けると銃が引き出されるシステムなので若干の余裕があり出し入れで擦れることはないと思われます。
これは、ブラスターも同様で、デッカードが使ったホルスターは、サファリランド1001と同じデザインのワンオフで作られたものだそうですが、銃を保持するバネは同じものが使用されたと思われます。このバネのテンションは半端でなく、30年も出し入れを繰り返せば、Kzのエイジング加工のように銃のエッジが擦れるのではないかと想像します。これが、100年も経てば、銃表面のブルーが劣化して西部開拓時代のSAAのようにシルバーっぽくなるのでしょう。エイジング加工には、想像力が必要だと思いますね。
Commented by 1944-6-6 at 2018-03-09 15:54
>Schutze600 様
僕が思うにエイジングとかウエザリングは実際の最大公約数的エッセンスを表現する作業だと思うんです。
いろんな人が見て「そうそう!」とか「こんな感じ!」思ってもらえるように極端を避けるわけです。
そこが図面から製品を作る機械屋さんと異なるところだと思うんですよ。
だから・・・極端に言うと一個一個異なる仕上がりになるのでしょうか(そこが今回のブラスターで大変だったところ)
以前Gun-pro誌にタークさんのミリガバが出ていましたけど長い間M1916ホルスターに入れていたとのことでホックの部分や片側に擦れが極端で驚きました。
これは本物中の本物です。
でもこれを僕が再現したら幾人かの本物のM1916ホルスターを知る ”判る人” だけが納得するだけで一般的には「汚いガバ」になってしまうと思うんです。
それでははっきり言って売れません(笑)
そこで誰もが”らしく”感じるものが必要になります。
それがエッセンスなんですよ。
それとドラマ的要素が加味されれば最高ですね。
汚いピーメでもアープが使ったものだったりしたら欲しいですが、日本では本物を持てないからその味わいを持ったレプリカで楽しむって感じです。