君は”D-day”を見たのかい?
SPRINGFIELDの#2215870は1943年12月、WINCHESTERの#1301743は1943年3月と、共に大戦中に製造されたものだ。
どちらも1943年(昭和18年)製造だ。
もしかしたらノルマンディーの上陸作戦に行っているかも知れない。
どこか危なく恐ろしい妄想が限りなく僕の頭の中に繰り広げられる。
よく見ると同じガランドなのに製造メーカーにより形状が微妙に異なっている。
共にフレームエンドは丸みのある大戦初期の形状だ。
SPRINGFIELDはパーカライジングでWINCHESTERはブルーイングのまま、後期にはWINもパーカライジングになっていくのでそれ以前の仕上げだ。
-追加写真-
グライフ氏より我が意を得たコメントを頂いたので嬉しくて写真を追加させていただく。
刻印が無ければ米国の一流銃器メーカーが製造した製品には見えない。
これでも1940年12月から1945年6月までに513,880挺を製造して、大戦中の総生産数4040802挺の12.7%にあたる。
同社が戦前に製作したライフルやショットガンは非常に美しい造りで憧れなんだが・・・
忙しかった・・・のだろうか?
それとも幽霊のせいだろうか(笑)
後に倅さんに聞くと、破壊して廃棄したと言っていました。
イタズラっ子に悪いオモチャ与えたって感じですね(笑)
無可動実銃を専門で売っていたお店にもたまに来られたみたいだからそんなのもあったかも・・・
(無可動→可動になったMP44を御大自らイベントで売ってましたね)
マニアもんで廃棄だ捨てたなんて言葉は「これ以上は聞くな!」ってことかも(笑)
どうでもいいモノはゴミ箱に廃棄して、いいモノ全ては自分の家やお金持ちの家に廃棄したと考えるのが妥当でしょうね(笑)
誰だかの著書に米軍からのガランドはピストンがすり減っていてまともに作動しないのでオペレーティング・スプリングを切っていたものが多かったとか・・・
どんだけボロなんだよ!
まぁ、昨日まで敵だった国にまともなテッポーはやんないってことかな(笑)
こんな超マニアックな話をしながら一杯やりたいっす!
機械加工をしている人から見たらおもろい話が聞けそうですね(笑)
写真を追加したので楽しんでください。
喜んでいただき幸いです。
作っているところが見たいですねぇ。
カットされた残りがあったとして、溶接で上手く繋ぐなんて相当な手腕がないとムリでしょうね。
中身の細かい部品まで繋ぐとなるとww
レシーバーの硬度って相当なもんでしょ。ヤスリの刃もたたないって聞きましたが。
テッポーのパーツで最も硬いのはボルトだと思います。
銃身は思った以上に柔らかいけど、銃腔内にハードクロームメッキがかかっていると手動では切れないし削れません。
フレームはその間って感じで削れるけど硬いって感じです。
やはり鍛造加工品は硬いのでしょうね。