Smith&Wesson M10 ミリポリ by HWS
ブルーイングされたHWSのS&W ビクトリー・モデルだ。
元々はビクトリータイプのハンマーが付いていたのだがU.S. M13 リボルバーを作った時に予備に作ったアルミのハンマーを付けてみた。
戦前のミリポリ(ビクトリー等)は戦後のものと比べるとハンマーピンの位置が3㎜程前にある。
残念なことにHWSのミリポリやタナカのM1917はその位置を変えずにハンマーの露出した部分の外観形状だけを変更している。
したがってコッキングしたハンマーの位置が非常にカッコ悪いのだ。
このアルミ・ハンマーを付けるとビクトリーではなく戦後のミリポリになってしまうのだが・・・まぁ、これはこれで上品でカッコイイのでノープロブレムだ。
エジェクターロッドだけはストレートのものに変えている。
どのように行えばこんなことが出来るのか・・・こらえ性の無い僕には到底出来そうもない。
その後、実物のミリポリは銃身基部がなんか不細工に膨らみ始めている。
したがって最近では手に入らない。
実銃でも戦後すぐのものやエアウエイト・モデルくらいだ。
真鍮でもいいのだが材料が高いので・・・いずれやってみようとは思ってはいるのだが(笑)
4インチにして刻印消して真鍮の金色っぽくして・・・ウ~ン!いいねぇ!
実際にHWSのビクトリーを使って、ランヤードリングの穴を埋めて、刻印全部消して、銃身のエジェクターロッドの切り欠き埋めて、フロントサイトをランプタイプにして、エジェクターロッドをストレートタイプに換えて、シリンダーラチェットの形状を初期型に変えて、メッキ金色スプレーなんかで着色して、先の自作のアルミ・ハンマーを付けて”六研 真鍮ミリタリー&ポリス メモリアルモデル”を作ってみるのも面白い。
確かSAAのメモリアルモデルがあったので、それのミリポリ版ってことで・・・ド~すか(笑)
実を言えば最後の写真を作りたくて書いたレポみたいなもんなんで・・・喰いついてくれてありがとー!
誰にも相手にされずスルーされたら寂しかっただろうなぁ。
いやぁ~、ヨカッタ!ヨカッタ!
そうなんですよねぇ・・プレM10の時代のスリムなテーパーバレルと、この「Fish-Hook」スパーのハンマーのミリポリが大好きです。
バレルは丸棒素材から鍛造で「鯛焼き」みたいに羽根付きで造って切削加工していますが、70年代頃から根元が不細工に膨らんだバレルに変わりました。
これは鍛造金型形状が変わったのか? 鍛造後の加工方法が変わったのか? 38SP弾に+Pなどの強装弾が登場し、安全対策からバレルの肉厚増が必要になったのか?
このタイプのハンマーは「fish-hook」っていうんですか!
なーるほど・・・お教えいただき有難うございます。
今まではロッケンタイプとかエアウエイトタイプって言ってました。
M15マスターピースにもこのタイプのセミワイドが付いていたりで僕も好きなんですよねこのハンマー。
僕的には不細工な膨らみは+Pなんかへの対応だと思っているんですけどね・・・カッコ悪いなぁ!
MGCのミリポリは見たかったですねぇ・・・
最近はヤフオクでもコクサイの金属ものが以上に高くて手が出ません。
誰かWAのミリポリでいいからチョーだい!(笑)
綺麗なピストルですね~ww