ENFIELD No.4, MARK 1 by Choukou
通称 S.M.L.E (Short Magazine Lee Enfield)
ショートとはそれまでの30.2インチ銃身から25.2インチに短くしたという意味で旧軍の短小銃と同じような意味だ。
銃身が短いマガジン式で、ジェームス・パリス・リーの設計で、エンフィールド型ライフリングを持った小銃という意味合いだ。
これ以前にはM.L.M(Magazine Lee Metford)マガジン式で、ジェームス・パリス・リーの設計で、メトフォード型ライフリングを持つ小銃が採用されていた。
マガジンは着脱式で実物より鉄板が薄いが出来はかなり良いものだ。
実物マガジンもポン付けとはいかないものの極々少しの調整で取り付け可能らしい。
旧軍の小銃と同じコック オン クロージングのため、ボルト閉鎖時に若干の抵抗がある。
銃口は先端から数センチまで開口されていない。
ボルト操作は非常にスムースだ。
コッキングピースはかなりデカイ。
このラダータイプのリアサイトを持つ小銃の形式名称No.4 Mk Ⅰで製造は英国だけだった。
簡易フリップタイプのNo.4 Mk I*はカナダのロング ビーチ アーセナルと米国のサベージ・ステーブンス社のみで製造された。
安全対策と思われる。
以前Gun誌のレポートで読んだが、戦後に米軍が調査した各国小銃の強装弾耐久テストではこのS.M.L.Eが一番脆弱だったようだ。
最も強かったのが旧軍のアリサカだそうである。
手にした印象は思った以上に良く出来ているといった感じだ。
なんせ長興という会社の製品はスタームルガー Mk1しか見たことがなかったのだ。
あれは・・・だったからねぇ。
しかし、このS.M.L.Eは期待以上のアイテムであったのである。
それだけに、ある意味つまらない・・・かもだ(笑)
尚、快く撮影の許可をしてくれたオーナー様には感謝!感謝!です。
有難うございました!
もっと鋳物然としているかと思いましたが、頑張って切削してありますね。
柾目のストックがちょっと和風でセンスないかな。
でも、苦労して作ったんだろうな、長興。
チョーコーチョーコーチョコチョコチョーコー、・・・失礼いたしました。
良くできてますね~ 希少価値から言えば無可動以上ですね。
実銃のイギリスのライフルは、他国の様なボルトノブを上にした時にコッキングできるタイプではなく
装填して、ボルトを完全に戻すときにコッキングするので負荷がかかり 連射するのが結構大変なところが・・・
デザイン的には変わっていて好きなんですけれどね~
発売からだいぶ経っているので表面処理など手が入れられているかもしれません。
排莢口から見たレシーバー内部は砂型のザラザラ部分もありましたがおおかた綺麗です。
バラシてみたかったですね。
No.4ライフルは無可動でかなりの数が入ったはずです。
それを考えると長興製は少ないでしょうね。
以前にKTWから実物ストックのついたNo.4ライフルのエアガンが出ていましたね。
あれは100挺だったような・・・
僕的にはNo.4よりNo.1ライフルのほうがイギリスらしくて好きです。
ネッシーや雪男やヒバゴンが実際に発見されたとしても
このエンフィールドライフルの方が驚きです!!
広告で知っていても見たことなかったものの一つがこれでした。
もう一つは鉄製カスタムのウィンチェスターM1873です。
製作メーカーなど一切不明。
でも確かに販売されたようです。
見てぇ~! 死ぬまでには・・・見てぇ~!
確かABSの削り出しだったような・・・
JACのはアルミと鉄があったようですが。