モデルガン ターヘル・アナトミア 04 (MGC Luger P-08)
久しぶりに完全分解してみたが・・・大変にしんどい!
部品点数は多いし、ピン止めは多いし、ハメ殺しっぽいし・・・
しかも50年近くも前に、そのパーツを組み合わせ完全な作動をさせていたのだ。
改めて昭和のオッサン達の努力が垣間見える。
まぁ、モデルガン・バブル期だったからできたのかもしれないが・・・
そんなMGC Luger P-08なのであった(なんのこっちゃ!)
見直すと結構銃口から前に進むように硝煙が出ているので
リアル感がありました。或る店では人気がでるのがわかっていたのかルガー単体では販売しない抱き合わせ方式をとっていた
ので入手に手間がかかった覚えがあります。今では消費者庁が黙っていないでしょうが当時はまかり通っていたのも当時の世相化かも知れませんね。そのお店は潰れましたが・・・
抱き合わせの販売とは・・・
昔、ガンダムプラモのブームでも人気機種は抱き合わせでなきゃ売らない・・・なんてのを聞きましたが。
MGCもそれだけモデルガン・バブルだったんですね。
都市伝説では実物を部品で持ち込んだとかいろんな話がありますよね。
ほんとかなぁ!
もしかしてマルイのステアーGBは和歌山あたりでアレを取材したとか・・・なんてね(笑)
そうなんですよねぇ~このP08はセーフティ、エキスト、シアーなどに「ハメ殺し」のピンがありました。
ガキにもこのピンが「ハメ殺し」であることは理解出来ましたが、どうやってバラすのか???
ブルーイングするときに何度も悩みました。
今でこそ電動工具がいっぱいありますが、当時はプラモ用の手回しドリルしかありませんでした。しかも万力なんてなかったから・・・両足の指でブツを挟んで~手回しドリルでゴリゴリ・・・(笑って下さい)
ハメゴロシ・・・なんか卑猥な響きですがホントに困りますよね。
このルガーでは意地になって外しましたので気持ち勝ち誇っています。
小僧の頃は外すどころか余計に入り込んでしまったりして・・・
心を閉ざしたことも幾たびか・・・
そうやって犠牲を出しつつ大人になりました・・・とさ(笑)
半世紀前ってチクロ入りの駄菓子やカドミウム汚染、光化学スモッグなどひどい時代でした。
反面、大阪万博や月面着陸なんて子供にとっては夢が膨らむ時代でもありました。
そんな大昔に金属モデルガンは金色モデルガンになっちゃたんですね。
その間、僕は何をしていたんだろう・・・(笑)