Browning Hi-power by NAKATA
キラン!「これはブログるしかない!」
ちゅーことで無理を言って借り受けてしまった。
有難うございます!
思い起こせばハイパワーは中坊の時に黒染め穴開きで遊んでいた。
銃口にカンシャク玉を押し込んで発砲すると壁や樹木に当たって弾ける。
本物を撃っているようだ! と感激しながら遊んでいたのだ。
時すでに46年規制後だったが今に比べ世の中のんびりとしていて、中坊がそんなモデルガンで遊んでいてもお巡りさんも見て見ぬふりだった。
以前に異国にて実物を握ったがメチャクチャ握り易かった。
モデルガンに比べグリップ全体に丸みがあって太く感じないのだ。
ブルーも凄く綺麗でとにかく上品で良いテッポーといった印象しかない。
先端が薄くなっているスライドがガバと比べるとオシャレでラインが綺麗だ。
ナカタがカナディアン・タイプをモデルガン化したのでタンジェント・サイト付のM1935を見た時はゲゲッと思ってしまった。
でも本当はカナディアンのほうがマイナーなモデルなのだ。
マガジンセフティは実物とは異なる動きをするがシッカリと機能する。
この部分のアイデアにはホント感心させられてしまった。
タナカのエアガンでは一段凹んだモールドでその部品を表現しているが、実際はフレームと面一だ。
P.38やフレンチ、トカレフなどが同じような構造をしていた。
何度か中田商店(当時はモデルガンを展示販売していたのだ)に買いに行った記憶がある。
それとバレルがチャンバー直前で折れるのには困りはてた中坊の僕だった。
中坊にはバレルは壊れると高くついたのだよ。
今思えばトカレフもそうであった。
このハイパワーのオーナーはマルシン製のプラ用メッキ・マガジンを取り付けていた。
なかなかゴージャスな感じでイイ。
木グリが付くと非常にカッコイイ感じだがランヤードリングを付けられなくなってしまっている。
記憶ではランヤードリングのねじピッチが細かくてすぐにバカになってしまった。
当時ナカタ製には何とも言えないアンクル用の木グリしかなかった気がするが・・・
まぁ、完璧を期すと魔がさす・・・と言うことでご勘弁されたい(笑)
でも、貴殿の記事を見ると、ぐっと魅力が増して、欲しくなってしまいますね。
写真が良いからかなあw
国際トンプのバレルは直ぐに折れます。
空カートの装填/排莢をしただけでももげると思います。
一番力のかかるところに対する対応がなされておらず無能な設計です。
因みにこのハイパワーは僕のではありません。
僕自身のは丸一年も毎日ブログを更新していたら出し尽くしていますよ。
ただ、周りの友人宅にはいろいろと眠っているのでしょうが・・・みんなジジイばっかですから(笑)
僕もファイアリング・ブロックが折れたりバレルが折れたりで印象が悪く、高校生の頃には手放してしまいました。
でも、今回久々に手にしてみたらこれがイイ感じで・・・僕も欲しくなりましたね。
やっぱ、金属モノはイイっす!(笑)
それが総金属で掌にずっしり来るというのが、この銃の魅力でしょう。早くZEKEが出してくれないかなあ。
フレーム側精密分解にて、モデルガンはサムセフティを最初に抜いて分解する手順でしたよね?
実銃のフレーム側分解作業は、ナゼか「エジェクターピンをピンポンチで抜く」事から始まります。
先ずはエジェクターピン兼シアピンの位置をエジェクターがフリーになる位置までずらして回転できるようにし、その後にエジェクターを回転させ、サムセフティーを動かし、エジェクターに有るキー穴の位置とサムセフティーのキーを合わせることで、サムセフティをフレーム抜く事ができるようになります。
実銃はモデルガンのように、いきなりサムセフティをフレーム抜く事ができません。
類似の手順構造は「FN-FAL」が同様な方法でして、プレートを回転させると、ロアフレーム側ピン類のロックを解き内部部品が分解できるようになります。
これ等はFALとハイパワーのデザイナーが同じデュードネ・サイーブ氏で、構造の思考も同様であることが理解できます。
ただ、工具を使わずに基本分解が可能なブローニングデザインの良さを僅かにスポイルしてしまう、ハイパワーを引き継いでデザインした方のセンスを少々残念に感じたことを記事を読みながら思い出しました。
ZEKEが出ても買えないのでマルシンのプラで我慢します(笑)
でも・・・スライド前部の改修なんかは面倒だからなぁ。
タナカがエアガン改修のモデルガンを出せばいいんですよね。
ナカタのも部品的にはそうなっているようですが精度の関係で意味なくなっていました。
ナメテしまっているようです。