人はパンのみに生きるにあらず                                 "Man shall not live by bread alone."    k’z(ケイズ)ブログ

カテゴリ:絶 版  ミ コ( 5 )

ミコアームス 九九式短小銃 其の四(最終)

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モデルガンのヘリテイジ、ミコアームズの「九九式短小銃」の最終レポである。
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ボルトは実物を非常に忠実にコピーしている。
エキストラクター・カラーの精度が悪いのでエキストラクター自体が浮いてしまっている。
そのままだとカートを保持できないので先端を内側に曲げることで対応している。
その為にエキストラクターが外側に湾曲してレシーバー内側の擦れてやや作動が硬くなっている。
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レシーバーとチャンバーははめ込みだ。
ネジでの嵌合はかなり手間がかかるがチャンバー側に箱ネジを表現してくれていたら・・・泣いているね。
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九九式らしい対空照尺付きのリアサイト。
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イイ感じのレシーバー下面。
こう見ると砂型から抜いてからかなり表面を切削している。
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いかにも鉄っぽい感じが羨ましい!
1977年まではこの手のモデルガンを普通に買えたのだ。
まぁ、ボンビーな僕には買うことはできなかったけどね(笑)

余談だが・・・「金と女は天下の回りもの」などとよく言われるが、なぜか僕には回ってこない。
ガッデーム!
(正確には”金は天下の回りもの”らしい)
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なんか手造りっぽいシアースプリングだ。
シアー先端のピンはアリサカ独特の安全装置で、ボルトが完全閉鎖した時に以外シアーが降下(トリガーを引けない)しないようにするためのものだ。
これの為に三八/九九式(たぶん三十年式も)はコッキングした撃針を空撃つしない限り下ろすことが出来ないのだ。
空射ちに抵抗のあるマニアにはつらいことなのである(笑)
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切削加工のシャープなエッジがたまんなく美しい。
それに亜鉛と違って永遠に崩壊することはないのだ。
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銃のようで銃じゃない鉄製のオブジェ。
いったい何挺くらい作られたのかは知らないがお持ちの方は幸運だ。
見たくても見ることもできないマニアが沢山いるのだろうと思う。
それを手にして分解して写真に納められる僕も幸運な男だ。
・・・だから、金と女が回ってこないのだな! 理解した!


オーナー様、今回は本当に有難うございました!




by 1944-6-6 | 2016-10-20 21:00 | 絶 版  ミ コ | Comments(2)

ミコアームス 九九式短小銃 其の三

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本日は機関部を見ていく。
リアサイトの対空照尺は可動式になってはいるが・・・
全体に簡易な造りだ。
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バラすとこんな部品構成になる。
写真では対空照尺の腕が左右入れ替わってしまった(反省)
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有名なセフティの菊模様。
芸術的センスで表現しようとしている。
言わなきゃずっと気づかないかもしれないほどだ。
こういう頭を使った加工は大好きな部分だ。
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”日輪” って感じで神々しいといったら言い過ぎか・・・(笑)
機能的にはしっかり撃針とボルトを固定する。
戦争当時に使用していた人がいうには案外使いやすかったと仰っていた。
個人的には部品点数の少なさに感心している。
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なんかの笛かと思ってしまうが・・・チャンバーなのだ。
レシーバーにはねじ込みではなく差し込みだ。
本来はサイト基部は別パーツで外れるようだが、長い時間の経過と共に外すことが出来なくなってしまったようだ。
無理すればどうにでもなるが、意味ない事で愚かな事態を招いて銃にもオーナーにも申し訳ないので割愛した。
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チャンバーは差し込んだ後にイモネジで固定し・・・
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そのイモネジにトリガーフレームのフロントスクリュー用取付ネジ部をねじ込む。
ちょっと見、判らなかった。
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ボルト・ストップはスプリングがネジ止めなのは鉄製だけに寂しい処理だ。
コスパってやつだろうが結構目立つところなのだ。
亜鉛の98kなら諦められるが・・・
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先日、整備したミロクの三八式とよく似た感じのボルトだ。
ただし、ミコのほうが精度や造りは上だ。
ボルトハンドルの付け根にシリアルが打刻されているのには一瞬本物かと思ってしまった。
変なところが芸細なモデルガンである。
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遊底覆いはオプションなのかスペシャル仕様かは不明だ。
しかし、ゴーヤのようなレシーバー内の仕上げはちょっと興ざめである。



by 1944-6-6 | 2016-10-19 21:00 | 絶 版  ミ コ | Comments(0)

ミコアームス 九九式短小銃 其の弐

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ミコアームスの九九式レポの”其の弐”
機関部をストックから外していく。

銃口は13.5㎜までしか開いていないので、穴っていうよりヘコミって感じだ(笑)
フロントサイトは中々イイ感じだ。
サイトブレードは別パーツでサイトポストにかしめられていて、左右への移動は無理そうだ。
サイトポストは銃身とは別部品だがガッチリ固定されている。
ブレードの下に固定用のピンが打たれていて、その後にブレードを取り付けて隠していると思われるのだが・・・
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フロントバンドは板金プレスのパーツを溶接して削って造形している。
実物よりだいぶ手間がかかっているようだ。
クリーニングロッドはダミーで見える部分しかない。
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トリガーフレームは鋳物でかなり分厚い。
トリガーガードなどは実物が2.5㎜の鉄板で製造されているがミコのものは鋳造で4㎜ある。
マガジンの底板もミコは鋳造だが実物はプレス加工だ。
アリサカ特有の分割式のレシーバー・タングも同様にミコは鋳造で出来ている。
マガジンのボックス部分はなんか実物っぽい。
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銃床前部のパーツはこんな感じだ。
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実物よりしっかりと出来ている感のマガジン底板。
スプリングを抑える部分が真鍮蝋付けで止められているのがミコアームスっぽい。
M1ガーランドもフォロアーに真鍮の蝋付けが使われていた。
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ハンドガードを外して唖然とした!
銃身の途中が無いのだ。
銃身に相当する部分が木ネジでストックに固定されている。
ミコの九九のストックはスイベル部分で前後に分かれているので、それの止め金具にもなっているのだ。
う~ん、完全なる安全策だなぁ・・・
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この部分がストックの止め金具になっている部分だ。
リアサイトが写っていなかったらなんの写真か判らない(笑)
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機関部を外したところ。
補強のクロスボルトが貫通していないのが良く判る。
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リアのスイベルだがなんかの流用っぽい感じだ。
ネジは頭が真っ平らで実物とは全く異なっている。
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バットプレートは鋳造なので頑丈で重い。
測ってみたら125gだった。
実物はプレスなのでもう少し薄くて92gである。
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このマガジンフォロアーも実物の流用っぽい気がする。
ただ、販売時からのミコオリジナル仕様かは不明だ。
もし実物だとして、その後オーナーが取り換えている場合が考えられるからだ。
僕的にはそれはそれでモデルガンの楽しみ方と思っているのだ。



by 1944-6-6 | 2016-10-18 21:00 | 絶 版  ミ コ | Comments(2)

ミコアームス 九九式短小銃 其の壱 

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予告通りにミコの九九式短小銃をレポしよう。
取りあえず解説というか文章はおいおい入れていくので取りあえず写真を見てチョーだい!
(写真が多くてウザいわけで・・・)
不明な部分があればコメントにて聞いてお問い合わせくだされ。
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以前作ってレポしたなんちゃって九九実包とタナカのクリップを入れてみた。
ややキツイ気もするが問題はない。
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ストックは色が濃過ぎて旧軍ぽくない感じだ。
自衛隊の九九がイメージかもしれない。
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ストックは上下の分割式ではなくフロント・スイベルを境にした前後分割式だ。
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フロントサイトポストは上部に板を溶接して四角い穴を"表現"している!
たまげた!
クリーニングロッドはねじ込みで見えている部分しかない。
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フロントバンドもなんか手をかけて切り貼りして作っている。
手作り感満載だ(笑)
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リア・バンドも切り貼りっぽい。
別売でモノポッドがあったらしいがレアものとか・・・
実物はややサイズが合わないとマニアから聞いたが。
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こう見た感じは非常にイイ!
なぜかここだけブルー仕上げだ。
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妙にこの部品だけ作りが違う気がするが、こんなもんか。
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スイベル直後のストックの”くびれ”が九九式らしくて色っぽい。
和服の柳腰のおネーサンって感じなのか・・・エエネ!
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レシーバーは砂型の跡がくっきりとある。
それに旋盤/フライス加工で仕上げている。
元々ブルーイングはされていないようだ。
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エグイ鋳造痕である。
せめて排莢口から見える部分だけでも取ってもバチは当たらないと思うのだが・・・
ほかの部分がたおやかなだけにコントラストが凄すぎる。
ストック補強のクロスボルトはリベット状の部品が左右からはめられているだけで繋がっていない。
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撃針の穴はただの凹みだ(笑)
デカいし実感はないが・・・あるだけましかもしれない。
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鉄の機械加工品って感じで嬉しくなる。
作動はエキストラクターが当たっていてややぎこちないが、さすがに鉄は滑りがいい。
装填/排莢はそれなりにスムースだ。
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若干レシーバーが細いのか遊底覆が浮いた感じに見える。
しかしタナカの亜鉛製とは異なり鉄の存在感は絶対だ。
基本的に崩壊はない!
こちらが先に崩壊することは間違いないが・・・(笑)
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やはりボルトアクションのメカメカした感じはイイねぇ。
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セフティの菊は驚きの加工で”らしさ”を出している。
セフティの効きはしっかりしている。
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たぶん砂型/機械加工と思われるマガジン底板。
スプリングの抑えをロウ付けで止めている。
実物はこの辺りはすべてプレス加工だ。
このマガジンフォロアーだけは実物っぽい。
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トリガーフレームはトリガーガードも含めて鋳造品だ。
鉄板プレス加工の実物に比べるとかなり厚い。
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リア・スイベルもなんか実物臭い。
バットプレートはやはり鋳造で実物よりもはるかに重く強度もある。

次回は内部パーツをお届けする予定だ。



by 1944-6-6 | 2016-10-15 22:00 | 絶 版  ミ コ | Comments(2)

ネタだ!

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知人よりブログネタを拝借した。
僕も初めてみる文化遺産だ。
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来週あたりじっくりとレポしようと企んでいる。
宜しく!!



by 1944-6-6 | 2016-09-29 23:45 | 絶 版  ミ コ | Comments(6)