人はパンのみに生きるにあらず                                 "Man shall not live by bread alone."    k’z(ケイズ)ブログ

カテゴリ:絶 版  ロ ッ ケ ン( 17 )

異母兄弟 FN Browning M1910

e0162444_23122532.jpg
モデルガン界の華麗なる異母兄弟。
しかし、真鍮製はロッケンの本当の子ではない・・・
まるで横溝正史の世界のようである。
e0162444_23122650.jpg
確かにトリガーガードの形状がよく似ている。
どちらにもセフティにクリックがない・・・これも父親が同じだからか。

因みにCMCのほうがお兄さんだぞ!(笑)



by 1944-6-6 | 2017-02-17 23:30 | 絶 版  ロ ッ ケ ン | Comments(0)

モデルガン ターヘル・アナトミア 07 (ROCKEN FN Browning M1910)

e0162444_18335098.jpg
身のほども知らずに国宝級のお宝をバラさせていただいている。
なんたる幸運な奴よのぉ・・・ド・ドッカァーーン!

などとオマヌーな前ふりは置いといて今回もバランバランにしてみた。
分解の手順や感覚はCMCの380とほとんど変わらないのが驚きだ。
ロッケンよりCMCのほうが先の発売とのことだが気合の入ったモデルガンだったわけだ。
e0162444_18335119.jpg
ブリーチ・フェイスには鋼材が埋め込まれている。
このM1910は全面的に切削のように見える。
e0162444_18335193.jpg
勿論、非発火式で付属のダミーカートの装填/排莢を楽しむ。
作動は問題なくきれいに装填/排莢できた。
ストライカーは実際よりはるかに短く、撃針も付いていない。
スプリングもヘニャヘニャで引金を引くと取りあえず「カシュ」って感じで弱々しく落ちる。
耳をすまして息を止めていないと聞こえないほどである(笑)
e0162444_18335039.jpg
CMCと比べるとやはりカッチリとガタも無い。
バレルのラグも実物どおり4本だ。
バレル内は完全に閉塞されている。

残念ながらマガジンはどうやっても分解できなかった。



by 1944-6-6 | 2017-02-15 22:00 | 絶 版  ロ ッ ケ ン | Comments(4)

FN Browning M1910 マガジン比較

e0162444_23211346.jpg
ブローニングM1910のマガジンの比較をしてみる。
左から
 1.実物FN製 .32(7.65㎜) FN 7.65㎜刻印あり
 2.マルシン製プラ .380(9㎜)
 3.ロッケン製 .380(9㎜)
 4.CMC製 .380(9㎜)
(以下、同じ)
e0162444_23211475.jpg
マガジンの横幅は
 1.実物 27㎜
 2.マルシン 26㎜
 3.ロッケン 26㎜
 4.CMC 26.7㎜
e0162444_23211407.jpg
ロッケンのリップとフォロアーは他のものと異なっている。
ロッケン以外の各社ともフォロアーはL型の板だ。
e0162444_23211523.jpg
マガジンの厚みは
 1.実物 10.9㎜
 2.マルシン 10.5㎜
 3.ロッケン 10.7㎜
 4.CMC 11.2㎜
e0162444_23212024.jpg
ロッケン製は変な形だ。
CMCが実物に近いことがわかる。

今回の計測はあくまでケイズにあったものを僕自身がノギスで測ったものだ。
したがって各社とも年代や使用経歴によって若干の個体差があるかもしれないので参考程度に留めておかれたい。

結果としては今回のどこのモデルガンに実物マガジンは使用できない。
ロッケンにはCMCは入らない。
マルシンはロッケンに入れることができた(装弾できるかは不明なれど)。

因みにマルシン以外は32口径用の残弾確認穴となっている。
380より1発多いってわけだ。



by 1944-6-6 | 2017-02-11 23:45 | 絶 版  ロ ッ ケ ン | Comments(5)

至高の "FN BROWNING M1910"

e0162444_21091967.jpg


ケイズ資料室に素晴らしい逸品が持ち込まれた!

何回かに分けてレポする予定だ。
こうご期待!



by 1944-6-6 | 2017-02-09 22:00 | 絶 版  ロ ッ ケ ン | Comments(9)

長い旅の始まり・・・

e0162444_18401596.jpg
中坊の時にGun誌の折込カレンダーで見た "ロッケン F.D.S" 。
これがモデルガンというかロッケンへの長い憧れの旅の始まりであった。
言い換えればこの写真が無ければ、こんなおバカにはならずにいたのかもしれない・・・(笑)

今でも見るとドキドキしちゃう写真である。


by 1944-6-6 | 2016-12-23 21:30 | 絶 版  ロ ッ ケ ン | Comments(4)

誰もやらなかった モデルガンvsモデルガン のレポ 10(最終)

e0162444_21152330.jpg
ロッケンM1928の最終レポはレシーバーで締めくくる。
e0162444_18275011.jpg
レシーバーを含め、ほぼすべてのパーツが切削加工され面出しされているのには驚きだ。
その加工のおかげで排莢口がボルト中心に対して放射状に斜め上、薬莢の蹴りだされる排出方向に合わせて削りこまれているのだ。
国際も完全ではないが多少の後加工にて再現されている。
残念ながらMGCは金型での処理だけなので再現されていないが・・・もはや時効だ。
e0162444_18274835.jpg
こんな感じで排莢口は斜め上になっていて薬莢の排出に支障をきたさないようになっているのだ。
これは金型では再現が難しい。
e0162444_18262874.jpg
エジェクターはMGCよりも厚くて頑丈そうだが固定の仕方がMGCのほうが考えられている。
ロッケンの固定方法だと排莢時にエジェクターにかかる力がレシーバーの一点に集中して変形やネジ破損につながる気がする。
MGCは力が分散するように設計している。
e0162444_18264563.jpg
国際やMGCと異なりボルトが通る部分が丸く繰りぬかれたようにブリッジがある。
CMCのトンプM1も加工方法は異なるが同様の形態になっている。
実物のM1921/1928/M1はこのブリッジ部分にハンマーが当たることでファイアリングピンを作動させるので、モデルガンでも結構大切なディテールであると思うのだが。
e0162444_18262825.jpg
モデルガンマニアはこんな仕上げのものに憧れているのだ。
e0162444_18264523.jpg
しかし個人的にはこれはいただけない!
ロッケン刻印はもっと厳かに入れてほしかった。
ロックンロールって書いてあるみたいでおよそトンプマニアには耐えられない・・・が、今や消すことは大罪である(笑)
e0162444_18263923.jpg
今や存在理由も不明確な ”王冠マーク” 。
まぁsmやsmgのようなモノなのだが・・・
e0162444_18263888.jpg
ROCKENだらけ・・・
e0162444_18274979.jpg
分解の時に使用するフレーム・ラッチ。
e0162444_18274921.jpg
構造的には実物と同じでスプリング形状で抜けないようにされている。
国際のモノはラッチ部分の抜け止めにピンを打ちこんでいる。
e0162444_18262995.jpg
フォア・グリップのネジは直角に打たれている。
実物の場合は元々がバーチカル・グリップなのでこのネジは約76°の角度になっている。
ロッケンは軍用のフォア・グリップだけなので直角でもよいわけだ。
e0162444_18262994.jpg
全く実物と変わらない形態/構造だがサイズがやや小さい。
e0162444_18262988.jpg
このスイベルはトンプの後期に使われているもので初期はベース部分が削り出しパーツだ。
因みにオリジナルのM1921にはスイベルが付いていないのだ。
e0162444_18274867.jpg
このロッケン・トンプの最大にして最悪なのがM1タイプのストックだ。
いわゆるコスパってやつだろうが・・・おまけに⊕ネジとは!
割防止補強ネジ用に5.5㎜の穴だけ残っている。
e0162444_21145396.jpg
いったい何挺くらいのロッケンM1928が作られたのか・・・非常に気になるところだ。
しかし、この手の込んだ製作方法のモデルガンは二度と見ることは出来ないだろう。


今回も希少なコレクションを提供してくださったオーナー様には最大限の感謝をいたします!
有難うございました!
(トップの写真でシリアルをボカシていないのは画像処理での悪戯でインチキなシリアルを入れてみたため。したがってこの銃のものではありません・・・あしからず)


by 1944-6-6 | 2016-12-05 21:00 | 絶 版  ロ ッ ケ ン | Comments(6)

誰もやらなかった モデルガンvsモデルガン のレポ 09

e0162444_17105425.jpg
今回はグリップを比較してみる。

左がロッケンで右が国際製だ。
グリップ前面のラインがかなり近い感じで元々のデッサンは同じなのでは?と思われる。
e0162444_17185888.jpg
写真は以前レポしたトンプのグリップの比較
ロッケンや国際は実物に比べて、なぜかヒョロっとしているのだ。
まぁ実物も時期によってかなりラインは異なるがロッケンなどとは明らかに異なる。

写真のMGCのグリップは初期タイプのものでイイ感じのラインだが、後期になるに従いロッケン化していく。
これも謎だ。
e0162444_17105403.jpg
こう見ると完全に交換性のない事がわかる。

MGCに比べるとこの2社のグリップの木質はかなり良い。
しっかりと目が詰まっていて硬い感じだ。
それに引きかえMGCはラワン材の様な目の粗さでおよそウォールナットの感じとは程遠いものだった(多少時期によって異なるが)。



by 1944-6-6 | 2016-12-02 22:00 | 絶 版  ロ ッ ケ ン | Comments(4)

誰もやらなかった モデルガンvsモデルガン のレポ 08

e0162444_19553743.jpg
ロッケン製のマガジンだ。
実物の30連マガジンとほぼ同寸だ。
しかしダブル・カラアムのようでシングルなので、装弾数は11発と限りなく少ない。
e0162444_19553879.jpg
どことなくウージーのリップを思い出す形状だ。
フォロアーはプレス加工である。
e0162444_19553858.jpg
マガジン・ボトムは全く実物トンプと異なる。
そもそもボトム・プレートの外れる方向が前後逆だ。

e0162444_19552693.jpg
リップはかなりガッチリと出来ている。
装弾は非常にスムースだ。
四角い穴がマガジン・キャッチ用のスリットだ。
国際をはじめMGC/ハドソン及び実物もここは丸い穴になっている。
e0162444_19552944.jpg
カートはリプロとのことだが中々忠実に削り出されている。
全長31㎜、直径12㎜

パワーシール・ブローバックなのでチャンバーにはキチキチだ。
e0162444_19552813.jpg
火薬の入る部分は直径7㎜で深さ8㎜の大きさだ。
平玉火薬なら10粒以上は確実に入る。
ヘッド部分には6㎜Φの穴が16㎜ほど開けてあり重量を軽減している。

バランスが前方にあるせいか、空作動でもかなりカートが飛んでいって気持ちがイイ。
e0162444_19552787.jpg
マガジン内は二重構造だ。
e0162444_19552760.jpg
かなりしっかりとしたマガジンだが・・・装弾数11発じゃハイキャパのガバのほうが多いい。

これじゃあ、サンダース軍曹には絶対になれないな(笑)

なお、国際製のマガジンが欠品なので比較できないのは非常に残念だ。



by 1944-6-6 | 2016-11-27 21:30 | 絶 版  ロ ッ ケ ン | Comments(2)

誰もやらなかった モデルガンvsモデルガン のレポ 07

e0162444_18342074.jpg
今回はロア・フレームの比較だ。
左がロッケンで右が国際製。
e0162444_18340929.jpg
上がロッケン、下が国際製。
国際はセミ・フルのセレクティブファイアだ。
e0162444_18340931.jpg
よく似ているがグリップとストックの取付部が全く異なっている。
e0162444_18341276.jpg
ピボットプレートは構造/取り付け方は全く同じだ。
ただしロッケンは鉄製で国際は亜鉛製となっている。
e0162444_18341868.jpg
ロッケンは加工すればセミオート機構を組み入れるスペースは在りそうだ。
国際はシアーの幅が実物の半分くらいだ。
またトリガーの幅も狭く実物とは印象が異なる。
その点はMGCがいい感じである。
e0162444_18341908.jpg
なんか似ているのだが何処か異なる異母兄弟。
種はムーさんだ(笑)
e0162444_18341967.jpg
右が国際製だがフレーム幅が広いのがお分かりいただけるだろうか?
マガジンスリットも少しづつ異なるのでマガジンの交換性は全くない。
e0162444_18340823.jpg
入れ替わってしまい申し訳ないが右側がロッケン。
双方マガジンキャッチの形状が全く異なっている。
ドラムマガジンを固定するロック部分が入るスリットが全く再現されていない。
キャッチも鉄板で実物とは全く異なっている。
そのままM1A1から持ってきた感じだ。
それに引き換え国際はきっちりと表現している。

マガジンのオーバーラン防止にはロッケンはピンを打ってある。
写真のモノは欠損しているが、国際は亜鉛のブロックがマガジンスリットに叩きこまれている。

しかし全然気づかなかったが国際のトリガーガード下面は恐ろしいくらいにハスに削られている。
もう1挺ある別の個体はしっかりと直角になっているのだが・・・こりゃあ、クレーム対象だな(笑)



by 1944-6-6 | 2016-11-25 22:00 | 絶 版  ロ ッ ケ ン | Comments(4)

誰もやらなかった モデルガンvsモデルガン のレポ 06

e0162444_19384758.jpg
今回は ロア・フレーム の内部を見ていく。
取りあえずロッケンからだ。

ロッケンはフルオートのみである。
セレクター(ロッカー)レバーは部品として付いてはいるものの完全なるダミーなのだ。
発売当時は¥2,000~3,000の追加料金でセミオートも付けられるといった広告を見た気がするが・・・
e0162444_19384812.jpg
ロア・フレームの完全分解写真。

国際は過去のレポ参照


ダンナ、こんなストリップは滅多に見れませんぜ! ヘヘヘッ!



by 1944-6-6 | 2016-11-21 22:00 | 絶 版  ロ ッ ケ ン | Comments(2)