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カテゴリ:無 可 動 銃( 69 )

Sturmgewehr 58 売ります!

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先日レポした無可動銃のStG 58を出品するので詳細な写真をアップします。。
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未使用ではありませんが大きな傷や破損はありません。
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新加工品ですが10年以上前の輸入されたものなので外見的なスリット加工はトリガーの前のみです。
トリガーテンションはオリジナルのままでなので結構スプリングが強い感じです。
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銃身下部にも溶接がありますが、これは新加工になってから入ったStG 58では最初の輸入ロットにだけあった加工の記憶があります。
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薬室もしっかりと溶接で埋まっていますが・・・今ほどコン盛りではありません(笑)
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ボルトも半分にカットされていますが、ほとんどわかりません。
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ガスレギュレーターはL型の金具の無い初期型です。
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バイポッドは曲がっているものが結構多くて気になるところですが、この個体は全く曲がっておらずハンドガードにぴったり沿っています。
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ガス・ピストンは入っていません。
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鉄製のハンドガードを外すと、銃身下部にはザックリと安全対策がなされています。
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ボルト・キャリアー後部にもしっかり溶接がされていてピクリとも動きません。
キャリアーのシリアルもレシーバーとマッチングです。
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#4213がこの銃の出生証明みたいなものです。
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何年かの訓練に耐えてきたストックには打ち傷が見られますが割れなどはありません。
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ベルギーのFN社製です。
このにオーストリアのステアー社でライセンス生産が始まったようです。
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直銃床のためにリアサイトが高い位置にあるのが分かります。
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アッパーレシーバー裏からもボルトを溶接していて安全対策バッチリです!
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コッキングハンドルは可動しますが外すことはできません。
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ボルトキャリアーは新加工なのでオープン状態で固定されています。
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トリガー前部にスリット加工がありますが水抜き穴って感じで気にはなりません・・・かな?(笑)
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ここまでは簡単に分解できます。
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マガジンはオリジナルのまんまなので7.62×51㎜NATO弾が装填できます。
20連フルに装填できますがメチャクチャバネがキツイです。
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右回り4条のライフリングのためにフラッシュサプレッサーは逆ネジ仕様になっています。
簡単に外せます。
銃口部の安全対策もバッチリで絶対に改造は無理です。
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バットストックにはクリーニングキット用のコンパートメントがあります。
この辺りはドイツが採用したG-1ライフルとそっくりです。

出品しました!


by 1944-6-6 | 2017-10-06 22:30 | 無 可 動 銃 | Comments(0)

Sturmgewehr 58

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ケイズが厳選した無可動銃のご紹介。
今回はオーストリア軍が使用していたStG 58である。

オーストリアと言えばその後のStG 77(ステアーAUG)が有名だが1958年から1977年までの約20年使用されたのがこのStG 58なのだ。
ご覧の通りに元々はFN(ファブリック ショナル)社のFALライフルだ。
したがってStG 58にはFN社製とステアー社がライセンス生産したものがある。
写真のものはオリジナルのFN製でグリップとストックが木製になっているが、後のステアー製ではプラスティックに変更されている。

口径は7.62×51㎜NATO正式採用弾でセミ/フルのセレクティブ・ファイア仕様だ。
装弾数は20連。
銃身先端部にはフラッシュサプレッサーを兼ねたグレネードランチャーと鉄製のバイポッド(容易には取り外せない)が標準装備されている。
ドイツのG3ライフルのようなガスシリンダー部に取りつける銃剣があるようだが、あまり使用されていないようで取り付けた状態のものをWeb検索では見つけられなかった。
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英連邦が採用していL1A1(カナダではC1)と非常に似た形態・・・というより同じ形をしているのだがL1A1は製造に際し単位をインチに書き換えている。
当時、FN社のあるベルギーでは日本と同じく”メートル法”を採用していたが、英国/アメリカは”ヤード/ポンド法”のためである。
その為か部品によっては交換性の無いものがあるのは面白いことである。
したがってFN系のオリジナルFALを”metric FAL”と呼び、L1A1系を”inch FAL”と称する場合があるようだ。

FALライフルは一部のパーツにプレス加工が使われているが、アッパーレシーバーなどのメインパーツは手のかかる鋼鉄の削りだしだ。
この鋼鉄感はおバカなジジイのマニア連中には堪らない刺激を与えてくれるのだ。

個人的にアサルトライフルはM16(AR-15)が最も好きなテッポーだが・・・やはり鋼鉄のFALは堪らなく魅力的なアイテムだ。



by 1944-6-6 | 2017-09-27 21:30 | 無 可 動 銃 | Comments(8)

ARMALITE AR-18S by Sterling part 4

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そろそろ飽きてきたのでAR-18Sも締めだ。

この個体はスターリング社製なのだがアーマライト製や豊和製に比べると溶接の跡がかなり目立つ。
使用されていくうえで補強として加えられた加工だと思うが・・・
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プラスティック製のバットストック。
バットプレートはゴム製だ。
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構成はこんな感じでクリーニングロッドなどのコンパートメントは付いていない。
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展開時のロックはいたって簡単で上下に出ているプランジャーで抑えるだけだ。
鉄板も薄くてやっぱ華奢な感じだ。
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ストックを折りたたんだ状態での使用を考えグリップ下部にリア・スイベルがある。
AR-15(M16)のグリップにも同様な張り出しとスイベルの位置にヘコミがあるが付けられてはいない。
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このマガジンは鉄製の40連だ。
形状はAR-15用と全く変わらないが、マガジンキャッチが入るスリットはAR-18(180)特有のものである。

しかし鉄製が物凄くMGCっぽい!
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AR-15(M16)にも共用できるようにキャッチ用のスリットが入れられている。
中央に開けられた丸穴(5㎜)は何のためかは不明だ。
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取り付けた状態。
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銃と共にスターリング社製だ。
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レシーバーが内側に曲げられてマガジンのオーバーランを防いでいる。
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AR-15(M16)用の20連/30連との長さの比較。
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AR-15(M16)用のマガジンは矢印の膨らみのために入らない場合がある。
ただしAR-18のレシーバーの鉄板は焼き入れされていないので結構柔く広げることは容易い。
若干広げれば入るのだ。
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スターリング製40連をM16ショーティに付けてみた。
見た目よりも長く感じる。

最後に実銃とロッケンの外見上識別点を挙げてみる。
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実物の場合、アッパーレシーバーの内側にコの字型のレールが5か所スポット溶接されているがロッケンではこれが無い。
これはボルトを回転させるためのボルト カム ピンが通るもので、ロッケン製はこのレールが付いていないということだ。
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ロッケンでは実物のボルトキャッチのピンを右側まで貫通させている。
たぶんボルトキャッチをシアーとして使っているのでその為だろうと思う。
それとハンマーピンがネジになっている。
何のためだったかはロッケンを見せてもらったのが随分前なので恐縮ながら全く覚えていない。
ロッケンのグリップは全く耐久性の無いレジン(?)のようなもので何挺か見たが全てが破損していた。
JACのものを付けていたマニアもいたが梨地なのですぐ判る。
バットストックは木を削ってそれらしく見える程度のものだった。
それ以外にストレートなチャージング・ハンドルとかダスト・カバーの有無も言われるが実銃でも初期はロッケンと同じなので識別点にはならない。
強いてあげれば、マガジンがMGCの亜鉛製M16のものなので前後に1㎜程短い。
これはマガジンハウジング内のネジ止めのスペーサーを外してしまえば実物を取り付けられる。
識別点ではないが元々が豊和製なので写真のスターリング製に比べると全体が丁寧な造りだ。

VFCから鉄製のGBBエアガンが出ることを祈願してレポを締めくくる・・・まず無いだろうけど(笑)



by 1944-6-6 | 2017-09-21 20:00 | 無 可 動 銃 | Comments(4)

ARMALITE AR-18S by Sterling part 3

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今回はロアレシーバー。

無可動銃の宿命でハンマーは取り去られているが、今のものに比べると部品のダメージも無く大変に良い資料だ。
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Webでパクった断面図。
これで大体の部品関係が分かると思う。
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AR-15によく似た機関部だがほとんどの部品がシートメタル(プレス加工)で造られている。
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ロッケンをお持ちの方は比べない方がよい・・・かも知れない(失礼!)
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スペーサーがネジ止めされてないって・・・そりゃあ〇ッケンだけだって(笑)
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ディスコネクターは外すことはできない。
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機能的にはAR-15(M16)と全く同じだ。
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ディスコネのバネを抑えるための加工。
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トリガースプリングは片方支持だ。
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セフティ&セレクター・レバー(AR-180ではセフティのみ)は最初からアンビである。
二股のフォークみたいなものはレバー操作にクリック感を付けるディテントだ。
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こんな感じに取り付けられている。
ディテントに開いている穴は取付の際にポンチなどを入れて押し下げるためのものだ。
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これは実物の場合はボルトストップだが、ロッケンではシアーになっていた部品だ。
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先端の円筒状のパーツはプランジャー&スプリングで通常はボルトストップを押し下げておくものだ。
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Eリングで本体に固定される。
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銀色に光っている部分でボルトを止めるわけだ。
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このAR-18(180)では小さなロールピンが多用されている。
Eリングとロールピンの使い方を見ていると、この銃自体がディスポーザル(使い捨て)っぽい感じを受ける。
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ピボットピンはHkのような針金の抜け止めが固定されている。
初期の頃はボール&スプリングのものがあったようだ。

次回はマガジンとストックで閉めだ。



by 1944-6-6 | 2017-09-18 21:00 | 無 可 動 銃 | Comments(6)

ARMALITE AR-18S by Sterling part 2

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引き続きAR-18レポその2だ。

個人的にAR-18のエジェクション・ポート周りの立体的な造形が好きだ。
クランク状のオペレーティング・ハンドルなんかはツボっている。

今回はアッパーレシーバーをレポする。
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ハンドガードを外したところ。
上部ハンドガードはリコイル スプリング ガイドを外せば簡単に外れるのだが、下部ハンドガードはフロント サイト ベースを銃身から外さないとならない。
因みにこの無可動銃にはピストン ロッドが付いていない。

なお、通常分解での取り外しができない下部ハンドガードには発砲の際のススが多量についている。
このあたりが実際に使用されていた銃の証なのである、決して拭き取ってはいけないのだ(笑)
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ベークライトっぽい素材のハンドガードはフルサイズのAR-18からの改造ものだ。
なんとも稚拙な改造跡が痛々しい。

数十年来の疑問だがフロントサイトの前に出ている突起がなんだかわからない。
ご存知の方はお教え願えれば幸いだ。

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モデルガンでは絶対に表現されない穴!
ガスポートだ。
なんか・・・興奮するなぁ(ハァハァ)
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レシーバー上のスコープマウント。
こんなところが形を変え自衛隊の89式小銃に受け継がれている。
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フリップ式のリアサイトは200ヤードと400ヤードの二段切替タイプだ。
ただし、この個体では銃身がカットされているので着弾点は変動しているはずだ。
したがってこのサイト指標にはズレがあるのだろう。
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軟弱なバットストック基部の折畳み部分。
シビリアンユーズでもキツそうな部分だが、ましてミリタリーユーズでは耐えられないものと多分に想像できる。
でも・・・これもAR-18っぽくてイイんだよね。
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リコイルスプリングとリコイルスプリング ガイド。
ガイド後端を後ろから押し込んでテイクダウンする。
フルサイズのAR-18にはロックが付いているのだが、AR-18Sにはそれが無くスイベルが付いている。
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上部ハンドガードの後端の2つの穴にリコイルスプリング ガイドのロッドの先端部が入り込んで固定される。
したがってガイドを外せば簡単に上部ハンドガードは外せる。
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AR-15(M16)ではロアレシーバーに設置されているフル オートマティック シアーだが、AR-18ではアッパーレシーバー側に付いている。
システム的には全く同様でハンマー上部をコックしてボルトの閉鎖と共にリリースする。
勿論、セミオートのみの”AR-180”には全く見られないパーツである。
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そう言われて見てみるとAR-15(M16)のものとよく似ている。
この個体の状態はボルトが閉鎖された状態なのでハンマーリリースをした状態だ。
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作動上異なるのはAR-15(M16)ではボルトが直接シアーを蹴ってハンマーリリースをするのに対し、ボルトキャリアーが短いAR-18では間に作動用のシアーバーを介している。
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ボルトが閉鎖される寸前からシアーバーを前に引き、フル オートマティック シアーを回転させハンマーリリースをするのだ。

次回は”ロアレシーバー”をレポする。




by 1944-6-6 | 2017-09-17 21:00 | 無 可 動 銃 | Comments(10)

ARMALITE AR-18S by Sterling

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友人の無可動実銃コレクションを世の中に曝してしまおう。

今回は”アーマライト AR-18 S”だ。
AR-18 SとはAR-18の18.25インチ銃身を約11インチのカットしたショーティ・タイプで、フラッシュ・サプレッサーもラッパ型のフラッシュ・ハイダーに換えられている。
個人的にはどの銃でもショーティがイマイチ好きくなく、AR-18もフルサイズの方が好みなのだ・・・まぁ、人の好みは様々だ(笑)

しかしこの個体は内蔵の残存が多くAR-18とAR-180との違いがよく分かった。
ということで、後日徹底的にバラしてみることにしたのでお楽しみに!
勿論オーナーには内緒だ(笑)
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スターリング社製の40連マガジン、全鉄製なのがMGCのM16を彷彿させる。
出来はかなりしっかりとした造りでプレスの精度もイイ。
ただ、日本では使用できないのでそのパフォーマンスに関しては・・・不明だ(笑)
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ハンドガードは不器用にカットされている。
ダラ村製でももっとましな加工がされているのではないか。
フラッシュ・ハイダーはカチッとした出来だ。
フロントサイトベースにバイヨネット・ラグが残されているのもチトパチ臭いのだが・・・
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日本では・・・もとい、日本のジジイには人気があるAR-18だが外国ではそれほどでもないらしい。
確かに華奢なバットストックの取付け基部とかがヘビーデューティとは言えないが・・・
僕的には大好きなテッポーなのだ。

今回はご紹介的にレポしたが次回はAR-18のフルオート機構をお伝えしたいので宜しく!



by 1944-6-6 | 2017-09-16 21:00 | 無 可 動 銃 | Comments(19)

New England small Arms製 B.A.R M1918A2 #518249

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手放したと思ったら・・・また来たぁー!
New England small Arms製 B.A.R M1918A2
シリアル#518249だ。
これもまた第二次大戦中に製造された188,380挺のうちの一挺だ。

これまたいいコンディションで個人的に我が子が戻ってきたようで手放したくないが・・・委託品なのである。残念!
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大戦タイプのブルー仕上げのマガジンが付属されている。
キャリングハンドルも付属で・・・至れり尽くせりじゃないか!
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シリアルは#518249。
全くどうでもいい話だが、以前にハンターの方と話した時に、その方の住む都道府県にはこのB.A.Rが2挺猟銃として登録されているとのこと。
一概には信じられないがその方もM1ガーランドを所持されているので勘違いではなさそうだ。
う~ん、B.A.Rで鹿を撃つのだろうか?
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このB.A.Rはなんて言っても”鉄の男 カービー”さんを思い出させる銃だ。
しかし、先日観た「ハクソーリッジ」では二脚を外したB.A.Rが大活躍している!
メチャクチャかっこいいのだ。
この映画ではB.A.RとM3グリースガンがとにかくイイ感じの発射サイクルで楽しめる。
あぁ、M3が欲しくなるなぁ。
特攻大作戦のバルカン砲みたいなM3グリースじゃ興ざめだ。
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鋼鉄の塊・・・それがB.A.Rの魅力だ。
でも・・・ジジイにはツライ・・・
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シンプルだが精悍な感じは今のテッポーにはない迫力がある。
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適度な使用感が本物の魅力だ。
ハンドガードもイイ色している。
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セフティを掛けた状態だ。
セフティは外す時には何の抵抗も無いが、掛ける場合はスプリング式のスタッドを押し込みながらじゃないとレバーがセフティ・ポジションに入らない。
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ここにある半円形のヘコミはボルト分解の際に30-06弾をはめ込んでガイドレールを浮かせるためなのだ。
この個体では結構使用された感じで当時のGIがやっていたのだろうか・・・って、こんな擦れ一つで妄想魔人になってしまうのだ(笑)
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このバイポッド(二脚)は後期のタイプ。
しかしピボット部分は一体式の削りだしタイプだ。
この後にプレスと鋳造で構成されたものに変わっていく。
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バットストックはベークライト製だ。
M1918では木製だったがM1918A2ではかなりレアなパーツになっている。
NE製では無いのではないかと思うが・・・
戦後のものにはナイロンっぽい材質のストックがあるが、それにはモノポッド(単脚)の取付穴は無いようだ。
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相変わらずシアーのみ付いていないがスプリングは全て残っている。
マニアにとっては良い無可動銃の時代だったのかも知れない・・・
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銃口部はしっかりと溶接されている。
ガス・シリンダー先端についているレギュレーターは初期のタイプである。


出品しました。



by 1944-6-6 | 2017-09-05 21:00 | 無 可 動 銃 | Comments(4)

B.A.Rのキャリングハンドルの取付/取外し

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今回はB.A.Rのキャリングハンドルの取付/取外し方法をレポする。

このキャリングハンドルは1944年の末になって採用された関係で第二次大戦(特にETO:ヨーロッパ戦線)では、ほとんどというか全く見ることはないようである。

しかし、実際に有ると無いとでは雲泥の差で、銃を持っての移動の際にはキャリングハンドルが有るとメチャクチャ楽になるのだ。
なんといっても10㎏もある銃なのである。
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取付はいたって簡単だ。
まず全部分解しておくのだが、パーツもこれだけだ。
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銃身にハンドル部分を左右から挟み込む。
取付位置はハンドガード中ほどに固定用のラグがあるので解りやすい。
挟み込んだら根元のネジを取り付けるのだが、仮止めで完全に締めこまないようにする。
締めこんでしまうとグリップが取付けにくくなってしまうからだ。
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グリップとカラーを押し込んでいく。
グリップの固定ネジの位置は左右どちらでも構わない。
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グリップ固定用のネジを締めこみ、先に仮止めしておいた2本のネジも締めこめば完了だ。
外すのはこの逆の手順で行えばよい。
これで朝鮮戦争仕様に早変わりだ(笑)

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このB.A.Rを出品します。
先に販売した僕のコレクションと同等かそれ以上の実に良いものです。
メーカーはニュー イングランド スモール アームズ社で第二次大戦コレクションには最高の逸品です。
キャリングハンドルも付いていますので是非宜しく!
出品は明日からになります。





by 1944-6-6 | 2017-09-04 19:30 | 無 可 動 銃 | Comments(4)

XM-177のサプレッサー

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昨日に続いてXM-177をレポするが今回は無可動銃のXM-177E1のサプレッサーに焦点をあてた。

XM-177E1はMGCっ子には”CAR15 コマンド”の方が分かりやすいかもしれない。
M16ライフルの銃身を10.5インチに切り詰めてテレスコピックタイプのバットストックを付けたものがXM-177E1だ。

その後、短い銃身長のためトレーサー(曳光弾)への着火が不確実ということで、銃身長を11.5インチに変更された。
それがXM-177E2なのだ。
マルシンのモデルガンはこちらをモデルアップしている。

ところでM16の場合は銃身先端のパーツをフラッシュ・サプレッサーと呼ばれている。
サプレッサーとは「~を抑える」といった意味でM16の場合は発砲炎を抑制すると意味合いだと思われる。

しかし、XM-177の場合はノイズ&フラッシュ・サプレッサーと言われる。

ということで中身を見てみた。
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こんな感じでサイレンサーのようになっていたのだ。
確かに銃口部からのぞくと内部に幾つもの穴が見える。
ただし全体の長さや機構的にも完全に消音を目的にしているものではなさそうだ。

しかし、フルオートで発砲した後はメチャクチャ熱くなりそうで恐ろしい(別に触ることはないだろうが)。
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XM-177E1(上:無可動実銃)とXM-177E2(下:マルシン製)・・・って、見りゃあ判るか(失礼)
フロントサイトからサプレッサーまでの銃身部分が1インチ伸びているが相違点だ。
どちらもサプレッサーの太さが通常のM16のものより太く、M7/M9バイヨネットは使用できないため着剣ラグは切り取られている。



by 1944-6-6 | 2017-09-03 20:00 | 無 可 動 銃 | Comments(8)

New England small Arms製 B.A.R M1918A2

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第一次大戦末に実戦投入された米軍の自動火器がB.A.R(Brownig Automatic Rifle/発音はビー.エー.アールでバーではない)である。
ただし実戦配備のすぐ後に大戦が休戦となってしまったが、それなりの高評価はあったようだ。
米軍は第二次大戦直前の1930年代にそれまでのM1918に幾つかの改良を加え、M1918A2としてモディファイした。
そして1940年代初めにニュー イングランド スモール アームズ社(以下 NEと表記)とIBM社に対してM1918A2の製造を発注している。
その2社の製造総数合計は208,380挺で、NEがその約90%の188,380挺を製造している。
第一次大戦でB.A.Rを製造したのはブローニング社、コルト社、マーリン-ロックウェル社、ウィンチェスター社、第二次大戦後の1950年代にロイヤル・マックビー・タイプライター社が生産している。(R.M.Tのトリガーフレームは鋳物製が多い)
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写真のM1918A2 B.A.RはNE製で208,380挺のうちの1挺だ。
間違いなく第二次大戦中の製造である。
全体にパーカライジングされた感じがある意味近代兵器のイメージだ。
WW1当初採用のM1918 B.A.Rはパーカライジング処理技術が確立されておらずブルー仕上げだ。
1930年代にA2タイプとしてモディファイされた際にパーカライジング処理がされたようである。

ちなみにB.A.Rはクローズド・ファイアと思われている方が多いがオープン・ファイアなのである。
したがってこの状態では発砲できないのだ・・・って、無可動銃じゃあ発砲できないが(笑)
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初期のM1918のリアサイトは通常状態(サイトリーフを倒した状態)でもM1ガーランドのようなピープサイトだが、1940年代以降に製造されたA2タイプはUカットのオープンサイトになっている。
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コルトとウィンチェスターが初期に製造したM1918にはB.M.R(Brownig Machine Rifle)の刻印が打刻されているものもある。
レシーバー上部の出っ張った部分は内部にロッキング・リセスがあり、その部分のカバーのようなものは上部からリセス部分の加工をした際の加工穴を塞ぐ蓋だ。
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シアー自体は取り外されているが旧加工品には多くのパーツが残っているのは嬉しい。

第一次大戦のM1918はセミ/フルのセレクティブ・ファイアだが、M1918A2はスロー/ファースト(遅/速)の切り替えだけで単発射撃はできなくなっている。
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写真のバイポッド初期のタイプ。
上下調整用のミッキーマウス・ネジがパッドに近い下部にあるが、後期型はそのネジが上部にあり30口径M1919A6マシンガンと共用になっている。
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ショルダーヒンジはいかにも分隊支援火器っぽい。
スィベルの後ろの穴はモノポッド(単脚)用のものだが、あまり使用されないようでその後に無くなっている
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銃身のプルーフ・マーク(P)が見える。
よくキャリング・ハンドルが銃身に取付けられているイメージがあるが、大戦末に採用されたアクセサリーなので戦中の写真ではほぼ見ることがないようだ。
映画「プライベート・ライアン」でも取り付けられていないが、銃身に取り付けて擦れた跡が光っている。

ということで大戦を気どる僕は付けないのだ(笑)


このB.A.R M1918A2は明日出品予定しちゃいます。
なんといってもジジイには重すぎるんです(笑)

出品しました。
この無可動銃は25年くらい前にエリカクラブで購入したものです。
当時の購入価格は27万円でした。
まだ、Sレジメンタルスが東京にお店を出す前ですね(笑)


by 1944-6-6 | 2017-08-21 18:00 | 無 可 動 銃 | Comments(13)