人はパンのみに生きるにあらず                                 "Man shall not live by bread alone."    k’z(ケイズ)ブログ

カテゴリ:絶 版  C M C( 40 )

CMC ERMA-LUGER 380

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我々オヤジーたちに不思議な存在なのが、このエルマ-ルガーなるTOKYO CMC製のモデルガンである。
発売は古く、いわゆる46年規制以前から存在していた。
僕も中坊の頃に友人が持っていた黒染穴開のエルマで遊んだ記憶がある。
インストの表紙にはブローバックしてカートを高々と弾き出している写真が使われていて非常に印象的だった。
ただ、それほど調子の良かったという記憶はないが、なんと言っても40年以上も前の中坊が赤い鬼印の火薬でやっていたのだから銃の性能ではなかったはずだ。
CPカートを使えば結構遊べそうな予感がする。

しかし何といってもどうして知名度の低い(あえて言えば無い)この銃をモデルガン化したのか?
後世、いろいろと大人の事情が取り正されているが・・・まぁ実のところ、どーでもイイことなのだが。
今、見てみるとなんというかアメリカ物にはないユーロピアンなラインが心地よい感じだ。
決して高い銭払ってまで欲しいモデルガンではないが、遠い昔に遊んだ思い出のような。

「三丁目の夕日」的なメランコリックなノスタルジー・・・

まぁ、昭和30~40年代はそんな美しい時代じゃなかったが、オヤジー達には掛け替えのない黄金時代だったのである。

あぁ~、スモモの汁で真っ赤になった口にチクロの入った駄菓子を頬張りながら、7円也のラムネを飲んで豪遊していたあの日が懐かすいなぁ!

当時のCMCの箱にはCMC-M1970 SELF-LOADING-PISTOL E.L CALIBER.380と記されている。
このM-1970というのは1970年製作ということだろうが、1970年と言えばオヤジーにはたまらない「人類の進歩と調和」の年である。

「日本万国博覧会」

もうノスタルジーでお腹一杯だ!

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今回もメッキ表面がブツブツになったイササカお疲れのエルマをレストアしてみた。
表面の金型の荒れや無謀なまでのベルトサンダーの痕を、金ヤスリやサンペでならし面出しをしてパーティングラインを修正、全体にエッジを立て作動の調整をしていたのちに金色塗装をしている。
かなり発火されていて内部はだいぶ腐食が進んでいたが、メッキのおかげか外側はそれほどでもなかった。
電解剥離で完全にメッキを剥離してから整備するのも一つの手だが、やもするとメッキの厚みが無くなるのでガタや隙間が大きくなる場合があるので避けている。
塗装で仕上げるので多少メッキが残っていても特に問題にはならない。

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P08とクリソツなのだがCMCエルマはストライカー式ではなくハンマー式なのだ。
MGCのプラルガーと同様だ。
(余談だが今のグロッグやM&Pのエアガンで、あの狭いタング部分に上手くハンマーを入れているのを見るとMGCプラルガーを思い出してしまう。)
マガジンキャッチは板バネが使われている(P08も板バネ)のだが、かすかに見えてしまっている。
ご愛嬌だがチト萎えてしまう。
せっかくグリップラインも綺麗なのだから、どうにかならんかったのか・・・とつくづく思う箇所だ。

このエルマは使用弾薬が380ACP(9㎜ショート)なのでストレート・ブローバック方式だ。
したがってレシーバーは固定されておりP08の様にショートリコイルはしない。

分解は、マガジンを抜きトグルを引いてハンマーをコックしロッキングボルトを140度回転させ、セフティを下げるとレシーバーアッセンブリーは前方に引き抜ける。
分解・組立は非常に簡単だ。
スラっとしたフォルムだが実物のエルマはもっと寸詰まりでイモっぽい感じだ。
P08系と異なりトリガープレートが無いのでどこか間が抜けている気がしてしまうが、見ているとこれはこれでイイかなと思えてくる。

全体のアレンジはムーさんのラインなんだろうか?
当時、CMCのエルマとラーマとワルサーGSPは「何故?」と思ったが、今思うになんかイイ選択だった。
ハドソンとは異なるサプライズというべきか。

しかし、どちらのメーカーも既にないのである。

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6インチも非常に気に入っている。
あえて4インチよりイイ感じだ。

今回、このエルマを見ていて気付いたのだがフレームサイドの刻印が金型へのモールドではなく、彫刻機を使って彫られているようにみえる。
また、何丁か見てみると刻印の位置も微妙に異なっているのだ。
まさか一丁一丁彫っていったのだろうか?

??? 
 

やっぱりエルマは、いつまでも不思議な存在なのである。



by 1944-6-6 | 2015-01-26 18:31 | 絶版 CMC | Comments(12)

CMC ワルサー GSP with real grip

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GSP実物グリップのパーツ構成。
これをCMCのモデルガンに取り付けてみる。
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このグリップはセフティの取り付けられていないタイプ用なので、CMCのセフティを外す。
内側のEリングを幅の狭いドライバー等で、下にずらしていけば外れる。
Eリングを外したらこちら側からセフティを押し出す。
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めったに見ないGSPのセイフティ・パーツの写真。
レバーだけで4個のパーツで構成されていて、非常に手間をかけている。
こんなところにCMCらしい魅力が秘められている気がするのは僕だけか・・・
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上の写真は実物GSPのグリップ取付用のネジ受け。
別パーツになっていて、可動するように見える。
しかし、いかにもアルミの鋳物って感じでちょっとガッカリの写真だ。
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今回、僕のはネジ受けが無かったが、グリップがピッタリはまったので試しにというか冗談でヘカートを作った時に余った六角穴付きステンレスネジ6㎜を入れてみた。
ビックリしたことに、しっかりとねじ込まれていって固定された。
グリップを外して状態をみると、グリップのネジ穴とフレームの角度がちょうど良くて、フレームの角を使ってネジが止まっている。
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笑えるがこんな感じでネジが切られているだ。
勿論、タップなんかは使っていない。
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写真で見ると不安定に見えるが、かなりしっかりと締め上げられる。
締めた後は、グリップのガタ付きは全く見られない。
お手軽すぎる結末であった。
しいて手を入れたのは、六角穴付きネジの長さを切って調整したくらいだ。
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左右貼り合わせの製作状態がよく判る。
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非常に仕上げが綺麗で見ていても飽きない。
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ねじ込まれたネジの頭が見える。
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こちらはCMCのグリップ。
非常に手の込んだ職人的な魅力がある。
もう少し薄めの色調の着色ステインの方が良かったのではないかと思うが、これはこれで名作なのである。
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1984年のオリンピック・ロサンゼルス大会で蒲池 猛夫選手がワルサー社のOSPを使ってラピッドファイアーピストル射撃で金メダルを獲得された。
素晴らしい!!
その時、氏は48歳とか・・・

僕もCMCのGSPで練習を積んで来る2020年の東京大会に・・・応援に行こうと思う所存だ。


by 1944-6-6 | 2014-07-30 20:52 | 絶 版  C M C | Comments(10)

CMC ワルサー GSP 再び・・・

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僕らはよく『ツール:TOOL』という単語を使う。
道具/工具といった意味だが、個人的にはもっと職人的というかプロフェッショナルというか、機能的で無駄の無いモノのイメージだ。
WALTHER GSPもそんなツールを感じるモノの一つである。

カール ワルサー社がGSPを世に登場させたのが1968年、CMCがモデルアップしたのが1979年だ。
当初.22 ロングライフルだけだったが、1971年に.32 S&Wロング ワッドカッターが追加された。
特徴的な下から出ているトリガーだが、1988年に2段引きのフルアジャストタイプに変更されてしまっている。チト残念!
因みにGSPとは Gebrauchs Sport Pistole の略でスポーツ用ピストルといった意味のようである。

このCMC製ワルサーGSPは以前にもレポートしている。
こちら→
その後、念願だった実物のグリップを手に入れたので全体の整備を兼ねて取り付けてみた。
ワルサー社100周年のコメラティブらしくメダルプレートが付いている。
1986年ならこのタイプのトリガーでもOKという事だ。

因みに同社は今年で128周年になる。

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メッキ表面が大分ブツブツしてきたのでサンドペーパーで均して塗装した。
色はいつものタミヤカラーのゴールド。
そのままだとパリパリと剥がれるので、下塗りにキャロムの塗料を吹いた。
これは金属部分への喰い付きが良く、簡単にパリパリ剥がれなくなるので最高。
ただし色が・・・なのでお勧めはしない。

オリジナルグリップとの色合いがイイ感じだ!
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欠陥Gun誌の表紙風(あくまで風だ)に撮ったWalther GSP
黒染めのパーツも研磨してリブルーをかけたら更にイイ感じになるだろう。
それともレシーバー上面に菊花紋章をバシッと入れるというのもありか。

実物はアッパーレシーバーが削り出しのスティールで、ロアがアルミの鋳造のようで色味が異なる。
オリジナルの重量は85㎜バレル未装填で1,160gとのこと、CMCは1,307g(実測)で本物より重い!
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CMC製のグリップも非常に手の掛かった造りで捨てがたいが、オリジナルのこのステッピングが堪らないのである。
H&kのPSG-1ライフルのグリップと同様の感じで、なんか生物的というか腐食したみたいなザラザラが良いのである。
左右一体のようだが製造は左右で造り接着材で貼り付け手から成形・ステッピングをしているのだ。

CMCのグリップはグリップ上部を左右からネジで固定しているタイプだが、このオリジナルグリップは下からのネジ止めタイプになっている。
また、このグリップを使用するGSPはマニュアル・セフティは付いていないので、モデルガンでも取り外している。
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機械・・・って感じの本体に対し、妙に有機的なグリップのコントラストが非常にTOOLっぽい。
ヨーロッパのセンスか。
少なくとも日本人のセンスでは作れない・・・引けないラインだ。
勿論、アメリカンのセンスでもないが、何処かユージン・ストーナーのラインとの共通点を感じるのは変だろうか。
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100 Jahre WALTHER 1886-1986
このプレートのデザインセンスは銃本体に比べると悲しいほどチープだ。
でも、オリジナルは尊いのである。
何気に江戸っ子はブランドに弱いものだ。
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色の変わっているところが貼り合わせ部分だ。ステッピングと相まって木目に見える。
思わず握りたくなるフォルムだが、指の短い僕の手にフィットしてはいない。
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22LRのダミーカートを入れてみると、さすがにテッポウらしくなる。
勿論、ダミーの装填は出来ない。
間違ってもボルトリリースは下せないのだ。
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射撃用の割には短いバレルだ。
実物は下面の六角ネジ一本で固定されているので簡単に取り外せる。

アメリカにはインターアームが輸入していたようで、チャンバーの前に同社の刻印が入った写真も見られる。
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実際に使用は出来ないが、22LRがそれっぽく装填できる。
だから、何?・・・ってことだがマニアにとっては嬉しいわけなのである。
おバカなジジイである。
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ほれ! カッコいいだろ!・・・orz

今回、改めて良いモデルガンだという事を実感した。
しかし、色々なカタチで自分のコレクションを見返すのは楽しい。
もう何があるのかわからないくらいオモチャがあるが、たまにはかき回してみるのも一考だ。

しかし、ここ10年以上足を踏み入れたことの無い腐海があることも忘れてはいないのだ。



by 1944-6-6 | 2014-07-25 04:08 | 絶版モデルガン CMC | Comments(10)

CMC Mauser Kar.98k Sporter type

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先日、射撃を始めたいという友人に同行して都内の銃砲店を何店かまわってきた。
僕的にも久しぶりに訪れた店もあり非常に楽しかった。
ただ、銃砲所持者に対する方策はチト厳しすぎとも思われる話もチラホラ。
持っているだけで犯罪者…的な気もする。
一つまみのフトドキ者の為に連帯責任的な事はドーなんだろう?

とまぁ、愚痴は置いといて。
銃砲店では大好きなレミントンやウィンチェスターのボルトアクションライフルを見てきたが、どうもイマイチ燃えてこない。
銃砲店に行く前に寄った中古モデルガンショップの「大雄」のほうが遥かにドキドキした気がする。
実物は許可だ管理状況だ更新だ…で、どうも自分のものの気がしないのが原因かも知れない。
モデルガンなら売ろうが買おうがカスタマイズしようが、誰の許可のいらない。
その点は無可動銃にも言えることだが…
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そんな訳でCMCのKar.98kスポーターを撮ってみた。

やっぱボルトアクションはイイね!
金属と木の感じは美しい。
何故か銃砲店に並んだ実銃より実感があるのはどうしてだろう?
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CMCの98kスポーターには初期ロットと後期ロットがある。
ストックの出来なんかは圧倒的の初期のモノが綺麗な気がする。
チェッカーも丁寧に入っているようだ。

写真のものは初期タイプでボルトハンドルも後期のものに比べると後方への曲がりが強い。
 
ただし、エキストラクターは実物を付けている。
CMCオリジナルはプレス加工で出来ているのだが、著しくボルトに傷をつけるのだ。
特にスポーターはメッキ仕様なので痛い!
作動させなければ良いのだが…それは僕にはできない相談だ。
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5連のストリッパー・クリップから8㎜モーゼル弾を一気に押し込む感じは何度やっても気持ちがイイ!
その後、クリップを抜かずにボルトを前進させると、はじかれるようにクリップが飛んでいく。

そこからは、なんとも甘美な妄想の世界が始まっていくのである。

どうも僕のボルトはイマイチ元気がないからねぇ。
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マガジン・ベースを外せば残弾が一気に出てくる。
ジャラッて感じだ。

このダミーカートの重量感もなんかイイのだ。
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メッキ仕上げのボルト…いいねぇ。
ここにエンジンターン加工がされていると、いかにも猟銃って感じになるのだが。
CMCエキストラクターによって付いた傷が確認できるだろうか?
こうなる前に対処すべきだった。


by 1944-6-6 | 2013-12-22 00:05 | 絶 版  C M C | Comments(10)

CMC トンプソンM1・・・のボルト

若い頃の僕はモデルガンをブローバックさせるのが大好きだった。
CMCトンプソンM1も買ってすぐにCMCオリジナルのなんたらカートで作動させようと思ったのだが全くブローバックしない。
そのうちMGCのCPが出てきたが、これはシンプルでイイ、ちゅーことでCP仕様に加工してバッコンバッコンと発火させていた。
しかしCMCのトンプはオリジナルどおりの構造のエキストラクターが仇となって、作動には強度的に問題があった。
エキストラクター本体がロストワックスの鉄製で、鑑賞派には嬉しい事この上ないのだが動かすとイカンかったのだ。
僕のも直ぐに壊れてしまい、どうするか考えた。

そこでMGCトンプのものを参考に自作したのが下の写真である。
探し物をしていたら発掘された。
これまた、若かりし頃の楽しい遺産だ。

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バラすとこんな構造だ。作ってから30年位は経っている。本体は、とうの昔にオクでドナドナされている。
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確か5mmの鉄板から鉄鋸とヤスリで削り出したはず。ネジの頭が千切れてもいいように逆側にもドライバー用の溝を切った。う~ん、芸細だなぁ!
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最低でも500~600発のブローバックに耐えたボルトフェイス!苦労人の顔つきだ。自家製エキストは100~150発くらいで外側にやや開いてしまい、カートの飛びが悪くなる。まぁ、ペンチで戻せばいい訳だが。
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レシーバーに入れるとネジは隠れる。
まぁコッキングすればハンドルの作動スリットから見えるのだが・・・
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7mmキャップ火薬1発でこの重いボルトを吹き戻すのだから、その力を一気に受けるボルト先端は大変だ。その為、ボルトが先太(ラッパ状)に変形しているのがお分かりいただけるだろうか?
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初めて気づいたが実銃に比べると結構ボルトが短い。まさかブローバックの圧のせいで縮んだという事は・・・まさかだよな。確かハドソンのはもっと短かったような。
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全くお恥ずかしい話だが、20代後半だったかビデオ・キャメラを買った時に、つい興奮してWWⅡ米軍フル装備で30連弾倉3本の計90発を一気に撃っているハメ撮りビデオを撮ってしまった。
今でも家のどっかにあるはずだ。ハドソンのステンやマルシンのUZIもあったような・・・


いずれにせよ、これが人前で上映されたら恥ずかしさのあまりに、精神崩壊をおこし悶絶死するくらいの黒過去である事に間違いはない。
by 1944-6-6 | 2013-10-30 23:55 | 絶版モデルガン CMC | Comments(12)

多羅尾伴内とブローニングM1910

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唐突だが僕は本屋が苦手である。
大量の情報に気分が悪くなるというか、息苦しくなってしまうのだ。
しかし、どうしたことか先日の休みに街並探訪の途中にBOOK OFFに入ってしまった・・・それも一人で・・・だ。
まぁ、タネを明かせば、あまりの暑さに「涼み」に立ち寄った(逃げ込んだ)というのが現実だが・・・

その際に前から一度観てみたかった片岡千恵蔵先生の多羅尾伴内シリーズがDVDコーナーにあった。
しかも五百円コーナーに。
早速、「十三の眼」なるDVDを購入して鑑賞する。

クククッ! イイ! いける!

荒唐無稽の設定と、その後の全てのTVドラマに共通する原型みたいなものに大感激してしまったのだ。
ちゅーことで、すぐさま二枚を追加で購入してしまった。


それらを観て気づいたのだが、出てくる鉄砲が全部ホンモノなのだ。
ブローニングM1910が圧倒的に多いがモーゼルのM1910もチラッと登場している・・・
あぁ~、なんちゅー時代だ!!! 素晴らしすぎる!!!
しかし、空砲でブローバックするいわゆるプロップ化されたものではないようで、抜けの良い発砲炎がドバっと出るだけだ。もち、カートも飛ばない。
でも、ブローニングM1910の銃口部のアップには痺れちゃったね!


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ちゅーことでCMC製のブローニングM1910を引っ張り出してきた。
これも、イイねー!

実を言うと、このシムシの380(サンパーマル)は当時、我弟が購入してパッカンパッカン撃って遊んだものをパクったものだった。
買ってから半年もしないでシムシの380の欠点だったフレーム後端が折れたのが飽きた原因らしい。
それをパクって僕がフレームを買ってきてレストアし現在に至った。
35年前も昔の事である。


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実物の方がもっとモッサリした感じだが、シムシの380はスラっとカッコイイ。
これも六人部登氏のラインなのだろうか?
MGCのはもう少し直線的な感じだ。
写真のグリップはマルシン製、当時シムシ製はCMCの飾文字が嫌で紫檀材を削って自作したグリップを付けていた。
はて、そういえばCMCオリジナルはどこに行ってしまったのだろうか?
まぁ、希少性はともかくマルシンのFNマークの方が個人的にはカッコいいと思っている。


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紙火薬を使っていたので内部はボロボロ、マガジンは錆び錆びだが今でも作動は完全である。
初期型でセンターを叩くタイプなので、今考えると勿体ないことをしてしまった気がするが当時はそれが当たり前だった。
こんな時代になるなら、あと2~3丁買っときゃよかったなぁ!!

by 1944-6-6 | 2012-07-23 03:58 | 絶版モデルガン CMC | Comments(4)

GSP by cmc

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今から33年前、業界もファンも度胆を抜かれるモデルガンを作ったメーカーがあった。 (ここで中島みゆきの「地上の星」が流れる)
東京CMCだった。
2度の規制の後でモデルガン業界は疲弊していた。
そんな中で、どうしてCMCはこの機種を選んだのだろうか?
起死回生の一発だったのだろうか?
それから30年、CMCの作り上げたワルサーGSPはモデルガン・マニアの間で最大限の評価をされている。
それが答えだった。


・・・とプロジェクトX風に始めてみたのだが。

もうすぐ、ロンドンオリンピックが始まる。
この機会にモデルガン界でただ1丁のフル可動の精密射撃銃「Walther GSP .22LR」をレポートしよう。
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基本的に手抜きは感じられない。コスト的にオリジナルどおりには難しい部分を除いては。
特にグリップはそんな部分だったのかも知れないが、結果的には素晴らしい造形美を造り出している。
もしも、このグリップがプラ製だったら・・・名作とは呼ばれなかったかも知れない気がする。
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1979年製作。この、下から生えているトリガーが斬新でドーゆうメカなのかが疑問だった。
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トリガー・メカを見たくて手に入れたのが本心である。
メカはオリジナルどおりのようで、さまざまな調整が可能だ。

GSPの分解
タイトな出来の割に、分解はワン・タッチなのが面白い。
レバーをくるっと回せば上下は簡単に分割する事が出来る。
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トリガー・ユニットの取り外し
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トリガー・ユニットの分解
結構複雑な感じなのだが基本的には簡単な仕組みだ。
シアーの動きを止めているパーツ(トリガー・ポウル)をトリガー・バーで押してシアーをフリーにする。
シアーがフリーになるとハンマーはシアーを押しのけて倒れる。
レミントンM700等のライフルの仕組みに似た感じ。
亜鉛合金のパーツでもえらく軽いトリガー・プルが再現されている。
ハードスチールのパーツなら、さぞ切れの良いトリガーだろう。
ただし、最近の実物のGSPはトリガーの構造が変わっている。
CMCのモノは初期のモデルのようだ。
現在の実物のGSPはトリガーが下から出ているエキセントリックなものではなく、一般的な競技用のトリガーだ。
絶対にその方が使いやすいと思うがGPSは初期タイプが絵になっている。
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これだけでもオブジェっぽくて魅了的だ。
本当は全体に黒染めだが個人的好みで染めを落として銀色にしている。
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サイドカバーを外したところ。
トリガー・レベル(金色のパーツ)はCMC製のGSPのアキレス腱で構造上非常に弱く、僕のモノもサラッと破損。ヤフオクでエジプト製のモノを購入し装着した。
実物はハードスチール製なのだろうがモデルガンでは亜鉛合金製で一番弱いところに力が集中するのでアッサリと折れる。当時、鉄製のロストワックスなんかで作っていたら話は違っただろうが・・・
なお、ハンマー・スプリングは極端に弱いものに換えてある。貴重な金属モデルの破損防止の為だ。
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ハンマーコッキング状態。
シアーがハンマー上部を抑えてその動きをすぐ右隣のトリガー・ポウルがブロックしている。
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1.ハンマー後退途中、トリガー・ポウルがシアーの中に入っている(矢印の部分)。
2.ハンマーがコッキング・ポジションまで来るとCの部分がハンマーに押されシアー全体を反時計方向(この写真で)に回転させる。そうするとシアーのa部分ががハンマーをホールドする。そのシアーの動きでフリーになったトリガー・ポウルがシアーの後ろをブロックしてコッキング完了となる。
この状態でトリガーを引くとトリガー・レベルに連結されたトリガー・バーがトリガー・ボウルを反時計方向に回転させてシアーへのブロックがはずれて、ハンマーはシアーを押しのけてレット・オフする。
3.ディス・コネクトは倒れてきたハンマーがトリガー・バーを下に押してトリガー・ポウルとのリンケージを断つことで行われる。
4.その後は、こんな感じでトリガー・ポウルが時計方向に回転してシアーをブロックする。
トリガー・バーがトリガー・ポウルと離れているのがわかる(一番右の矢印)。
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この点検口(?)からシアーとトリガー・ポウル、トリガー・ポウルとトリガー・バーのリンケージ状態が確認できる。
これを見ながら噛み合い具合を調整するって訳だ。
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トリガー・ポウルの調整ネジ。これでシアーとのリンケージ量を調整する。実銃では一番下のサイド・プレート固定ネジの部分にトリガー・ポウルのスプリング・テンション調整用ネジがあるようだがモデルガンではオミットされている。
ドーでもいい部分だが、ここまでやったんだから付けてほしかったのがマニア心だ。
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トリガーの位置調整用のネジ。
写真下側がトリガーの遊びの調整で上が引き切った後のトリガー・ストップである。
全て微調整可能だ!


by 1944-6-6 | 2012-06-02 01:55 | 絶 版  C M C | Comments(14)

CMC M1911A1 カスタムガン (ナショナル マッチ)

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若かりし頃、Gun誌のレポートで大先輩「国本圭一」氏が使用していたM1911カスタムがあった。ナショナルマッチ・ゴールドカップをジム・ホーグ氏がカスタムしたもので当時メチャクチャ痺れてしまった。
その後、創世当時のWAがMGCのGM2をカスタムしたものを発売していたが非常に高価でとても手が出なかった。
そんな当時、なけなしの銭でCMCのNMスライドを手に入れ軍用タイプのガバに乗せてその気になっていた。
今考えるとラッキーな事だったが僕の買ったガバは不良品でバレル内の前撃針が付いていなかった。
おかげで発火することも無く今に至った。

今回はそんな子供の頃の憬れの残骸である。


by 1944-6-6 | 2011-05-31 00:22 | 絶版モデルガン CMC | Comments(4)

LUGERとRUGER

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カタカナで書くと同じ「ルガー」なのであるがLUGERとRUGERなのだ。

RとLの発音の違いは日本人の僕にはよく判らない・・・ってことナンダ

ナ。

まぁ、そんなことはどうでも・・・写真を撮ってみて初めて気付いたけど

アメリキャン・ルガーって結構デカイのね!!

「22口径のくせに・・・」

小型ピストルじゃないのね!


それともう一つ気付いたこと。

「やっぱ、Luger P-08は美しい・・・ってことだった!!」


by 1944-6-6 | 2010-09-17 02:44 | 絶版モデルガン CMC | Comments(0)

S&W Revolver Cal.38

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僕の子供の頃はお巡りさんの腰には蓋のされていない黒革のホルスターに米国製のS&WやCOLTの38口径リボルバーが入っていました。
もうそれはかっこ良くて不信がられるほど凝視していましたっけ。

写真のS&W38口径はCMCのM19のリアサイトを改造してマルシンの銃身を被せスイベルを取り付けハートフォードのエジェクターロッドで何とか理想に近づけたものです。仕上げはキャロムの塗装に実物のダイアモンド・タイプのグリップを取り付けました。

あの頃のお巡りさんのS&Wには遠く及ばないけど、やっぱりS&Wは実に素晴らしいフォルムですねぇ。
by 1944-6-6 | 2008-12-08 03:47 | 絶版モデルガン CMC | Comments(0)