人はパンのみに生きるにあらず                                 "Man shall not live by bread alone."    k’z(ケイズ)ブログ

2017年 09月 12日 ( 1 )

M16系のダストカバー考察

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マルシンのM16A1リニューアルされて喜んだということを先日のXM-177E2の時に記したと思う。
しかし・・・当時どうしても気になって仕方なかったのがダストカバーだったのだ。
上の写真がマルシンのものだがほぼ国際産業の時と同じものだった。
レシーバーへの取付ピンを通す部分がパイプ状になったのは大きな進歩だったが、中央のロック部分が実物とは全く異なった形状なのは全く変わっておらず悲しみに暮れていたのだ。

1980年代初頭は今のようにM16系の実物パーツが簡単には手に入らなかった時代である。
欲求不満をつのらせていた。

そのせいか何気にダストカバーにはうるさいのだ(笑)
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これはコルト製のA1系のダストカバーだ。
無可動銃から外してみた。
中央のロック部が角ばっていてカチッとした感じだ!
これが憧れだったのだ。
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こちらはA2系の後期型のダストカバーだ。
ロック部分が全く異なってヌルンと丸くなっている。
上下にも長くなっている。
A1/A2共に一部をつぶして加締めカバー本体に止めている。
上下するプランジャーはA1では極小のCリングで下部から止めているが、A2ではスプリングピンを斜めに打ち込んで止めている。
したがってA1は分解可能だがA2では分解不可能だ。
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これは初期のM601の写真である(失礼ながらネットから拝借してしまったがお許しいただきたい)
M601のダストカバーのロック部分はA1やA2とは異なり左右から貫通するピンでプランジャーを止めてロック本体もカバーに固定しているようだ。
上下幅もにもA1より長くA2より短い。
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A1とA2ではダストカバー表側の形状も異なる。
この部分はロックパーツが貫通しているんだがA2では大きく厚い形状になっている。
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これはカバー閉めやすいように角度を持たせたためと言われている。
確かに今のようにグローブを多用した場合、A1くらいだと閉めにくいのかもしれない(AR-15ではフレームにぴったりと張り付いたようで素手でも閉めにくい)

さて、ここからはトイガンのものを見てみる。
最初は僕おすすめのJAC製のエアガン用だ。
これは非常に実物をコピーしているのだ。
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スプリングが実物とは異なるのが残念だ。
不思議とトイガンではスプリングの足が向かって左側にでているが、実物のコルト製は右側にだしている。
スプリングの巻きの方向が異なるようだがコルトの巻き方は特別なのだろうか?
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これは現在のエアガン用だがほぼ実物と変わらない。
この個体はブルー仕上げになっている。
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上が実物でしたがJAC製だ。
大変に良くコピーされているのだ。
マルシンもこれくらいやってくれれば悲しまずにすんだのに・・・
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実物はピンと通すパイプ部分より上が若干幅が変わって段が付いている。
当然ながらJACは上から下まで同寸だ。
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カバーの寸法が何故変わるのかを見てみると、実物の場合このような切削加工がなされている。
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マルシンなどのトイガンはこのような切削加工はされておらず型から出したままだった。

このほんのちょっとしたことでカバーに若干の形状の違いが有るわけだ・・・って、どうでもいいことかもしれないが(笑)



by 1944-6-6 | 2017-09-12 22:00 | シリーズ 「拘ってみる」 | Comments(6)