人はパンのみに生きるにあらず                                 "Man shall not live by bread alone."    k’z(ケイズ)ブログ

2017年 07月 21日 ( 1 )

マルシン S&W M586

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個人的にS&WのLフレームっていうのは好みではないのだが、マルシンのM586シリーズは実に良く出来たS&Wのモデルガンだと思っている。
形状的(特にトリガーガードがイイ!)にもメカニズム的にも全くS&Wなのだ。

上の写真はマルシンのM586 6インチとマルシンをカスタムしたM581 4インチである。
M581はリア・サイトがフィクスド(固定式)になったモデルで、Kフレームで言えばM19コンバットマグナムとM10ミリタリー&ポリスの関係と同じだ。
今回それらのパーツを見ていたら同じマルシンのM586にはシリアル違いがあるのを気が付いた。
一つが”AAE3891”でもう一つが”AAF1990”である。
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サイドプレート内側にシリアルがある。
左がAAE3891だが素材がABS製で、AAF1990の方がHW材で出来ている。
HWのAAE3891が存在するのかは不明だ。
また、ABSの方がS&Wのモノグラムが完全だが、HWの方は言っちゃあ悪いがカッコ悪すぎだ(笑)
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上のエジェクターロッドが初期のもので、下のロレット加工がいい加減になったのが後期だ。
他が良く出来たモデルガンだけに惜しい省略だ。
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ヨークにもシリアルが入っている。
シリンダーを受ける部分の厚みが後期の方が薄くなっているが理由は不明だ
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グリップのインナーフレーム(部品名インサート)にもシリアル変更がされている。
AAE3891のパーツは無着色なのでキット・モデルのものかもしれない。
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シリンダーはABSとHWで造りが違う。
それとよく見るとエキストラクター軸の回転防止用の突起の数が異なる。
ABSが初期タイプとするとそれのエキストラクターは後期のシリンダーには使えないってことだ。
確か初期のものはユックリ作動させるとシリンダーが回りきらないのを、パーツに修正をしてしっかり回るように改良したと聞いた。
僕はハンドだけを改良したと思っていたのだが、エキストラクターもどこか変更されたようだ。
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ハンドも先端部に若干の形状変更がある。
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LフレームのグリップはKフレームと共用だ。

S&Wも最近は実用的観点からかラバー・グリップが付いているが、写真のようなゴンガロの縦縞はやはりイイ感じだ。
特に70年代80年代にGun誌を愛読していたジジイには堪らないアイテムなのである。



by 1944-6-6 | 2017-07-21 21:00 | マ ル シ ン | Comments(6)