セカンド インパクト ”1977年”
1977年当時はプラモも売っていたんだねぇ。
製品自体はイタレリ(当時はイタラエリと言っていたかも)のものだが、巨匠”高荷義之”画伯のボックスアートが素晴らしい!
これ見てると作りたくなっちまうね。
ニチモの1/200戦艦大和なんかは箱絵で買ったといっても過言ではない。
画伯の描く大和は生き物だった!
でもカッコイイ!
何故か転輪が一個多いとか・・・たぶん気の迷いだ。
バックのトーンを変えて主体を魅せるこの手法。
随分真似しました・・・ヒッチコックの”めまいズーム”的な表現方法、もはや子供相手のプラモの箱絵とは思えない豪華さだ。
しかし、1977年のカレンダーとは・・・
モデルガンの第二次規制(セカンド インパクト)の施行された年である。
この1977年(昭和52年)以降、銃身分離のモデルガンは姿を消した・・・
勿論、行ったことも無かったので調べてみたら5~6年前はやっていたような感じだったが・・・
愛想のないオヤジさんだったようだが、亡くなったんで閉店したのだとか。
まさに模型屋ってのは絶滅危惧種なのである。
模型屋さんももう見なくなりましたね。
だいたい愛想なしのおっさんが店主った相場が決まってましたよね。
愛すべき昭和がどんどんなくなって行くのが寂しい限りです…。
僕が稲穂百円を握って買いに行った模型屋さんは近所にはありません。
大体がジジババが亡くなってしまい閉店・・・って流れですね。
それにモデルガン屋同様に儲からないし仕方ないかな。
・・・って、かく言う僕も模型をネットで買っちゃっているもんねぇ(反省)
高荷さんの絵はどこかシャドーボックスを見ているような立体感が凄いと思いました。
絵なのにジオラマ・・・そんな感じに引かれてこんなジジイになりました。
でもタミヤの1/25のタイガーⅠの箱は大きくて大好きです。
おぉ~!小松崎茂画伯を出すとはあなたも流石なおバカです!
確かに氏の戦記物関係は忘れられない記憶です。
海底戦艦「轟天号」など特撮系のメカ・デザインもされていました!
しかし、僕的に一番お世話になったのは「サンダーバード」の箱絵以外ありません。
青を多用したサンダーバードはクドくて当時は苦手でしたが・・・(笑)