続・古い写真
写真の日付に1990年とある。
今から27年前だ。
「すべてがみな懐かしい・・・ガクッ!」
この頃はまだ無可動銃が一般的ではなかったので、仲間の連中が持っているM1ガーランドはハドソン製である。
若かりし僕らが442RCTを気取った時のスナップである。
恐ろしくレアな銃ばかりで驚く!・・・ある意味国宝級のお宝だ。
自分で撮ったのか誰かに貰ったのかは定かでないが、色あせたカラープリントをそのままデジカメで撮ったのでテッポーが歪んでいる。
ピダーセン・ライフルは非常に造りが良かったが米軍の正式ライフルって感じではなく、どちらかといえば英軍のS.M.L.Eに近い線の細い華奢な印象があった・・・が、もっとよく拝んでおけばよかったなぁ(笑)
画像のEM-1とEM-2、懐かしいっすねぇ。
MP40やMP44が十万で買えた時代に100万(笑)オーバーでしたから。
今なら300万超えでしょうか?
結局、日本では売れずに欧米の博物館が買い付けていったとか。
惜しむらくは、マイナー過ぎて知る人が少ない。
しかし、この時代の英国の先進性には驚かされます。1950年代に小口径でブルバップ、光学機器標準装備ですからね。
ま、だからといって優れた兵器であったとは言い切れない訳ですが。
ホントEM-1/EM-2を見たときは驚きました。
アサルトライフル、小口径化的な観点から見てもまさにお宝です。
当時買わない(買えない)のに手に取らしてくれたことは個人的に最大限の称賛送りたい。
上記以外にもいろいろと日本の銃器研究家(単なる銃ヲタだが)の向上のための御尽力にはただただ感謝ですよね。
まぁ、世の中バブル直後で僕なんかでも多少景気が良かったころだったというのも幸いしていますが・・・(笑)
そんな時代の貴重な記録です。
ルガーP08のようなトグルアクションレバーに目が釘付けに・・
某店で初めてピダーセン・ライフルを見たときに不覚にも「戦場まんがシリーズ」に出てきたテッポーだ!と思いました(笑)
あのシリーズはどれも素晴らしい作品ばかりで松本零士先生の真骨頂と感じています。
アニメも原作の良さを崩さずに素晴らしい作品でしたが、この「グリーン・スナイパー」はなかったのは残念!
でもこの作品にはMGCトンプが活躍していますね(笑)
実は『 EMー2 』も、松本 零士先生の初期の大傑作短編集『 パニック・ワールド 』の中で、敵役の悪の組織の正式ライフルとして出て来ます。
戦中生まれの 松本 零士 先生 らしく、かなり“エグい”使われ方をしていますが…。
個人的には、『 パニック・ワールド 朝日ソノラマ発刊 』は、松本 零士 先生の数ある作品の中でも 一番のお気に入り です!
主人公の『 敷井 』が、何故か“K先生に似ている”気がします。アはは…。スミマセン。
確か右側面で薬莢が飛んでる絵柄でしたね。
僕的には "電光オズマ" が案外好きなんです。
少女マンガの頃も恥ずかしくなる感じでイイっすよ。
カミさんは牧美也子先生だし・・・EM-2はセンセが買われればよかったのにね。