人はパンのみに生きるにあらず                                 "Man shall not live by bread alone."    k’z(ケイズ)ブログ

"フレーム・ラグ" の話

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ここ最近になってS&Wのフレーム・ラグを気にかけている方が多くなってきた。
一昔前は「なんすか?それ・・・」って感じだった。
勿論今でもそう思う輩は多いのだが・・・

上のパーツリストは実物のM29のものを挙げてみた。
まるで囲っているパーツがフレーム・ラグだ。
実銃では別パーツになっていてフレームの穴にガッチリはめ込まれてかしめられているようだ。
スイングアウトした時やエジェクトした時にシリンダーが後方にズレないためにあるパーツだ。
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S&Wの銃でラグ(英語でLug:突起、突出部)には2種類のタイプがある。
一つが上のM19に見られる2段になっているものだ。
これはカウンターボアの無い(廃止された)シリンダーを持つフレーム用だ。
M19でも初期のシリンダーはカウンターボアなのでこのラグとは異なる。
(M19-5からカウンターボアが廃止された)
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これはM27のフレーム・ラグでカウンターボア用のフレームなので段がない。
因みにこのラグは僕が段部分を削ったものだ。
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なぜ写真のM19のラグは段付きなのかというと、ずばりカートのリム部が当たらないようにするためである。
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M27はカウンターボアなのでラグの段はいらない。
直接シリンダーをブロックするだけでいいので形状もシンプルだ。

非常にどうでもいいパーツなのだが実銃では段付きのラグにはいろんなバリェーションが存在する。
機械で切削したものからヤスリの手作業っぽいものまで様々だ。

モデルガンではCMC製のM19では段無しタイプなのだが逆にエグれていた。
確かに実銃でもそれっぽいものも見られるが・・・六戸部さんの好みだったのかも知れないがイマイチいただけなかった。
HWSになって別パーツになりエグレがなくなったのはうれしいところだ。



by 1944-6-6 | 2017-03-06 23:00 | 銃 関 係 | Comments(2)
Commented by monco at 2017-03-08 07:44 x
このラグの違いは僕も気づいたときニンマリしましたよw
コルトもパイソンやマークⅢで異なりますし、気になりだしたら顔の表情のように違いが見えてきて面白いです。
Commented by 1944-6-6 at 2017-03-08 16:20
>monco 様
そうなんですよね!
気にしないと全く意識もしないんですけど、知ってしまうと機になる "突起" です。
タナカのM29なんかはエアガン、CB無し、CB有で形状を変えていますよね。
別パーツにすりゃあいいのに・・・
パイソンなんかは削りだからまだいいけど、最近のS&W(後期ニューナンブも)なんかの品の無いタイプは萎えますね(笑)
チャーターアームスのブルドックはラグが外れたなんてレポもありました。