"フレーム・ラグ" の話
一昔前は「なんすか?それ・・・」って感じだった。
勿論今でもそう思う輩は多いのだが・・・
上のパーツリストは実物のM29のものを挙げてみた。
まるで囲っているパーツがフレーム・ラグだ。
実銃では別パーツになっていてフレームの穴にガッチリはめ込まれてかしめられているようだ。
スイングアウトした時やエジェクトした時にシリンダーが後方にズレないためにあるパーツだ。
一つが上のM19に見られる2段になっているものだ。
これはカウンターボアの無い(廃止された)シリンダーを持つフレーム用だ。
M19でも初期のシリンダーはカウンターボアなのでこのラグとは異なる。
(M19-5からカウンターボアが廃止された)
因みにこのラグは僕が段部分を削ったものだ。
直接シリンダーをブロックするだけでいいので形状もシンプルだ。
非常にどうでもいいパーツなのだが実銃では段付きのラグにはいろんなバリェーションが存在する。
機械で切削したものからヤスリの手作業っぽいものまで様々だ。
モデルガンではCMC製のM19では段無しタイプなのだが逆にエグれていた。
確かに実銃でもそれっぽいものも見られるが・・・六戸部さんの好みだったのかも知れないがイマイチいただけなかった。
HWSになって別パーツになりエグレがなくなったのはうれしいところだ。
コルトもパイソンやマークⅢで異なりますし、気になりだしたら顔の表情のように違いが見えてきて面白いです。
そうなんですよね!
気にしないと全く意識もしないんですけど、知ってしまうと機になる "突起" です。
タナカのM29なんかはエアガン、CB無し、CB有で形状を変えていますよね。
別パーツにすりゃあいいのに・・・
パイソンなんかは削りだからまだいいけど、最近のS&W(後期ニューナンブも)なんかの品の無いタイプは萎えますね(笑)
チャーターアームスのブルドックはラグが外れたなんてレポもありました。