20代の残像・・・無いものは "造る"
ハドソンがM1ガーランドのモデルガンを出すまで、まだ数年待たなければならなかった頃だ。
どうしてもM1ガーランドが欲しいバカモンがいた。
取り敢えずそいつを K と呼ぼう。
その K は模型好きだった。
ゆえに無いモノや欲しいもの手に入らないものは、取敢えず造ちゃおうと考える奴なのだ。
幼い頃は粘土でサンダーバード2号やジェットビートルを造り、成長すると御多分にもれずプラモに嵌っていた。
今では当たり前の造形物だが K が20代の頃はこんなものはトーシロウには手に入らなかった。
ヤフーも無かったしね(笑)
勿論、ホンモノなど見たこともなかったので寸法は実物ストックの現場合わせで、形状はマニュアルや雑誌の写真を元にでっち上げているのだ。
まぁいろいろと実物と異なる部分はお許し願いたいところだろう。
いずれはレシーバーや銃身も・・・と企んでいたに違いない。
今考えるに見たことも触ったこともないモノを造っちゃうパッションは若さゆえ・・・なのだろう(笑)
いったい何の接着剤を使ったのかなど・・・今となっては自分自身でも分からないらしい。
彼にはやり遂げる忍耐とか根性が生まれながらに備わっていない。
つまり、飽きっぽいのである。
ちょっと探し物をしていたら出てきた若い頃の夢の残像(残骸)なのである。
宮大工風で恐れ入りました。
又、過去の面白い物が有りましたらご紹介して下さい。
ではでは。
凄い熱意ですよね(笑)
若い頃のパッションというのは、とてつもないエネルギーを産み出すものです。
今はもうほとんど失われてしまいましたが。
昔はガーランドやM14のストックが、けっこう安価でありましたが、本体の入手がどうしようもなくて、当時の自分は購買に至りませんでした。
後年、ハドソンからモデルガンが出てからストックを買い求めましたが、その頃は特需のせいか本体(モデルガン)とほぼ同じ金額でしたなぁ(涙)
今にして見ると気恥ずかしいことが多いです。
ヌード写真をアイドルの顔にすげ変えたりして・・・してました。
今ならパソコン一台ありゃイイのに。
HkのP7やM79グレネードもマニュアルや雑誌を参考に稚拙ながら図面を引きましたね。
貴殿も相変わらずおバカな青春だったんですね安心しました。
最近はそんな事に拘るおバカな若者が激減しているようで・・・ジジイとしては悲しいなぁ。
誰にも言えない評されないマスターベイション的快楽趣味に狂ってほしいです。
人に迷惑かけずにね(笑)
実家を潰してしまったんで過去の遺物はあんまり残ってません。
写真も散乱しちゃっているし。
でも、探してみますね。なんかあっかなぁ。
貴殿と初めて会ってから25年は経ってますよね。
あの頃はお互いにギラギラしたマニア野郎だったのかもね(恥ずかし!)
今はガーランドのストックですら高いし、M14なんか全く見ません。
そろそろジジイ達がくたばりはじめているので、それらお宝も大放出大会になるでしょうからもうしばらくは生き続けたいもんです・・・って、くたばるのは俺だぁーー(笑)