M60 G.P.M.G
それならばと、20年前に買った無可動銃の写真を撮ってみた。
M60好きな方はジックリご覧いただければ嬉しい次第である。
前部下側にあるものが初期で、ショルダー・ヒンジの上にあるのが後期タイプになる。
写真のモノは初期型だ。
無可動銃なので発砲や機関部の作動こそはできないが、ある程度の分解は可能で鋼鉄の擦れあう感触を楽しめる。
機関部から出ているのがバッファーだ。
バット・ストックはこのバッファーに固定され保持する。
基本的には全周回転はしない構造だ。
写真は折り返す前の状態で、これでは緩み止めの役目にはなっていない。
余談だがこの緩み止めのやり方はMG42のバット・ストックのロック機構への緩み止め方法とよく似ている。
ネジ部の一部平面カットが全周回転を防止しているのだ。
大きな爪(ラッチ)の付いたアモ・ホルダーが初期型の特徴の一つだ。
ベトナムの写真などで左サイドの缶カラが取付けられているのを見かけるが、あれはリンクされたベルト弾をスムースにフィード・トレイに導くためのものだ。
C-レーションの空き缶をこの爪に挟み込んで固定している。
その後タイプではこの爪のあるタイプは廃止され、フィード・トレイにぶら下ったハンガー・タイプに変更されている。
写真のフロントサイトも初期のタイプで後期はサイト・ポストの肉抜き部分に平らな部分がある。
ブランク・ファイアリング・アダプターの固定部分にあるので、その関係のモディファイだと思われる。
緩み止めのワイヤーは僕が適当な針金を取り付けたモノだが、実際は物凄く硬い針金で出来ているのだ。
捩じって止めるのだがこれにはワイヤーツイスターなるペンチのような工具で行う。
カー用品店の工具売り場にもあるようだ。
フロント・サイト・ポストで固定しているのが判る。
バイポッド・ベースがプレス製の初期型だ。
実際はこの他にシアーとそのスプリング等がある。
此処に直接取り付くアモ・パウチがあるのだ。
セフティ・レバーも初期の削り出しタイプ。
排莢口の直後の穴が2個である。
下は元々のタイプで穴は3つだ。
排莢口自体の長さも若干長いようだ。
バイポッドのベース部分は鍛造製のモノでかなりガッチリ出来ている。
ハンドガードも初期のモノでバット・ストック同様にスイベルが下に付いている。
M60は重たそうですけど、大好きですね。映画「フルメタルジャケット」の影響かなあ。
無可動には思えないほどきれいですね。
確かにM60は重たいですが・・・カッチョイイです。
某無可動銃で初めて買った無可動だったような記憶があります。
僕は地獄の黙示録のMrクリーン(その後のモーフィアス)が撃ちまくるのが印象です。
発砲後にフィードカバーを開けるとモァッと煙が上がるのがカッコよくて・・・
ランボーもイイかな(笑)
参考になったようでM60好きとしては嬉しいことです。
M60は僕から見てもなんか消化不良で中途半端な部分がありますが・・・許しましょう。
なんたってカッコイイですからね!