マルシンPPKの気になる隙間
だが誕生以来四半世紀以上の時が流れているのだ。
現代の目で見ればイロイロとあるのだが・・・好きなモデルガンであるということに変わりはない。
形状的なインプレッションもさることながら、その価格的なメリットも大であり、またそのバリエーション展開もコレクションの大きな動機付けになっているのではないだろうか。
これが漢字だったら・・・買わないな。
まぁ、無いにこしたことはないのだが・・・ワルサーバナーが無いよりは良しとしよう。
トリガーガードとトリガーは僕の大好きな部位である。
そこに隙間ってぇのは・・・吐きそうだ。
オマケにトリガーの位置もダメダメなのだ。
ということで、毎回購入するたびに修正している。
チト面倒だが個人的には効果大なのである。
トリガーバーの曲った部分の角度を変えて、全体の長さを伸ばしている。
しかし、加工自体はチョロイことなのだがこのトリガーバーには『焼き』が入っている。
そのままペンチなどで曲げると「パキンッ!」と小気味良い音と共にトリガーバーが折れてしまうのだ。
そこでトーチで焼き戻しをしなくてはならない。
ガス台でも出来るが、この曲った部分だけをあぶって赤くなったらそのまま置いて冷やすだけだ。
その時にシアーに掛かる部分には熱がいかないようにした方がイイ。
その部分まで焼き戻すとトリガーを引いた時に曲がりやすくなるからだ。
トリガーバーのディスコネクターに掛かる部分の前あたりをペンチで挟み、熱すると熱がペンチ側に逃げるので後ろに行きにくい。
それとトリガースプリングのトリガーバーに掛かる部分がスライドに緩衝しやすくなるので、ここも多少削った方が良いのだがスプリングは硬いのでチト大変だ。
観賞マニア向きのコダワリである。
カッコ悪いんですよ、ここが!
実際はもう少し後ろでコックした時のもっと後ろにいってほしいんですが・・・
プラと亜鉛じゃ少しづつの歪みが最後には結構大きくなりますからね。
実物は鋼鉄だもんね・・・だからモデルガンも鋼鉄で作りゃあイイんだよ(って、危ない発言!ピィー!)
数十年この隙間や位置にストレスを感じていましたが、トリガーバーを数本取り寄せマシなのを選んで誤魔化していました。
しかしスッキリ解決しました。
ありがとうございます。
CAWのPPKは最近の物ですのでマシですね。
結構いろんな人たちに流布しているのですが喰いつく御仁はあまり居ないのが実態です。
貴殿のように何十年も悩んでいた方がおられ、己の歩んだ道に ほんの少し自信を持てました(笑)