"人はパンのみに生きるにあらず" (ケイズ ブログ)

真にヘビーデューティーな奴 ハイパト.41マグナム by MGC

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heavy-dutyとは[名・形動]激しい使用に耐えること。耐久性があることということだが、まさにMGCのハイパトはその名の通りだ。
ここまで使われても動くってスゴイゾ!

しかし、このハイパトもだいぶ無理がたたっていた。
そう以前にオクに出品していた委託のアレだ。
どういうわけかコイツは売れ残ってしまった。

お疲れの上、シリンダーに割れが入ってしまっている。
火薬で遊んだ後に掃除もせずに数十年置かれていて、シリンダーの前撃針が錆付き体積を増してシリンダーを割ってしまっていたようだ。
整備しようにも小汚く錆だらけカスだらけの前撃針はどうにもならない。

(暫し思案) ええぃ!取ってしまえ!
ちゅーことでプロップシリンダーになってしまったのだ。
外周も綺麗にヤスって磨きなおしている。

う~ん、 カッコイイ!

真にヘビーデューティーな奴 ハイパト.41マグナム by MGC_e0162444_17252035.jpg
勿論、銃身内のインサートは全くイジッテいないので元のままガッチリ入っている。

なかなか男前のハイパトになった。
こうなりゃいろいろやってヤロウ・・・ってんでアチコチ手を入れてみた。
まぁ、汚れを取ったというのが本音だが・・・
真にヘビーデューティーな奴 ハイパト.41マグナム by MGC_e0162444_22032673.jpg
ハンマー/ハンマーノーズは火薬カスが石化していて汚物化していた。
これじゃ買ってもらえるわけないぜ・・・ってんでハンマー/トリガー共に磨いてからケースハードン調に染めている。
グリップアダプターも汚い汚れを落として磨き上げた。
これはアルミっぽく白磨きの気のままにしている。
ここで思いもしなかったが銃身下部に亀裂を発見してしまった。
リペアしてからイベントでも持っていくことに決定した。

プロップシリンダーにしたのはイイが前撃針が無くなったのでオリジナルのカートは使えなくなってしまった。

では、写真のこのカートはなんなんだっ・・・て
実は取り敢えず作ったハイパトのプロップシリンダー用発火カートである。
ケイズにあったモデルガン用(たぶんタナカの44mag用)を外周を削ってフィットするようにモディファイしたものだ。
長さもバッチリで発火も出来るはずだ。
ただし、恐縮ながらこのハイパトには付属しない。
真にヘビーデューティーな奴 ハイパト.41マグナム by MGC_e0162444_22033157.jpg
プロップシリンダー用カートはこんな感じだ。
キャップは1発仕様だ。



by 1944-6-6 | 2015-10-01 22:47 | 絶 版  M G C | Comments(0)