人はパンのみに生きるにあらず                                 "Man shall not live by bread alone."    k’z(ケイズ)ブログ

It was called Yellowboy. by HWS

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Winchester Model 1866 lever action rifle "Yellowboy"は、1866年にそれまであった.44 ヘンリーライフルの右側面にローディングゲートを取り付け装弾を手元でおこなえるようにし、フォアーストックを取り付けたものであって、基本的にはベンジャミン・タイラー・ヘンリーが1860年に発表したものと同様の構造であり使用弾薬も同じ.44ヘンリーリムファイアーある。
構造的にはボルカニック ピストルから受け継がれたトグルアクション方式の閉鎖機構だ。
通常トグルアクションというとヒューゴ・ボーチャードの開発したC-93ボーチャードピストルをイメージするが、彼自身は以前にウィンチェスターに勤めていたようでトグルアクション自体にはその時から関わっていたようである。
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昔からYellowboyというのは「黄色い小僧」って感じのイメージしていたのだが、辞書を引いてみたら「金貨」と出ていた。
う~ん、それはカッコイイ! 
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ウィンチェスターというとコルト シングルアクション アーミーと共用できる44WCF(Winchester center fire)弾を使用したことから『西部を征服した銃(The Gun that Won the West)』で有名だが、それは堅牢な鉄製フレームを持つM1873 になってからのことで、砲金製フレームのM1866にはプレッシャーの弱い.44ヘンリーリムファイアーを使用している。
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今回レポのM1866はハートフォード社製のエアガンだがブラス フレーム付のカスタムバージョンだ。
実物の場合、フレームは真鍮ではなく砲金で出来ているようである。
砲金とは銅と錫の合金で英語名はGunmetalでブロンズに属している。
かたや真鍮(黄銅)は銅と亜鉛の合金で英語名はbrassである。
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これは再仕上げをしたもので、フレームを削り合わせてストックを仕上げなおしたものだ。
HWSのモノは切削跡が等高線のようにガリガリでサイドプレートの合いもイマイチであった。
ストックも削ったままでオイルすら入っていない。
綺麗なウオールナットのようだが何とも白っ茶けていたので、軽くステインをかけて色味を付けた。
現時点ではウベルティ製のリプロのようだが時間が経つとイイ感じの色になってゆくはずだ。
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フォア-ストックは丸みを付けている。
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バットストックは実物の写真を見てシャープに仕上げた。
かなり上品な感じに仕上がっている。
1860年代当時、ウィンチェスター銃はかなり高価なものだったようなので、ある程度の品格はあったのであろう。
そんな感じをイメージした。
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この時代の銃には何とも人間味のあるデザインを感じる。
出来れば登録証付きの実物古式銃で所持したいところだが、日本の無茶苦茶な仕来たりのおかげでとんでもなく高価になっている。


いずれ念願の世界征服が叶った暁にはミントコンディションの古式銃を部屋じゅうに散らかして、油臭い中で眠りたいものだ・・・
あっ、ガバやミリポリも散らかそう・・・ルガーもイイな・・・ラドムも欲しいし・・・


BANG!!


by 1944-6-6 | 2015-08-30 21:52 | ハ―トフォ―ド | Comments(18)
Commented by やまねこ at 2015-08-31 08:39 x
K氏

yellowboyとは「金貨」でしたか!(初めて知りました)

悠久のウエスタン・シリーズ,また期待しております。(写真,good♪)
Commented by Schutze600 at 2015-08-31 15:11 x
私もこのHWS真鍮M66をすっげ~と思いながら買った口ですが(但し10回払いで)、たった今まで実物のイエローボーイのレーシーバーも、真鍮製だと思っておりました。
まあ、真鍮は柔らかく傷がつきやすいので、これをレシーバーに使うとは、よっぽど低威力なんだろうなとか勝手に思っておりましたが、砲金製でしたか、なるほどね~。
多分、硬さは真鍮とは全然違うのでしょうね。
Commented by 1944-6-6 at 2015-08-31 18:04
>やまねこ 様
お久しぶりです!

たまにはウエスタン物もイイですね。
でもあんまり雰囲気のある小道具が無いので・・・
テッポウだけだと間が抜けてイカンです。

久しぶりにランパントのピーメでもレポしましょうかね!
また、よろしく!
Commented by 1944-6-6 at 2015-08-31 18:22
>Schutze600 様
砲金は現代銃では滅多に使用しませんが古い銃や装備には使われていますよね。
トンプソンM1921/1928のHピースや30口径のM2トライポッドや50口径のM3トライポッドのピントルの軸受けやT&Gギヤなどに見られます・・・って米軍モノに偏ってますが。
鋳造が容易で、耐磨耗性や耐腐食性にも優れるているとか、靱性に富む性質があることから大砲の砲身の材料なんかに使われたようですね。
見ても真鍮と区別がつきません。
実際WinM66や米軍装備でもずっと真鍮と思ってました・・・というか砲金の存在を知ったのは30代になってからです。
お恥ずかしい‼

でもこのHWS製M66ブラスレシーバーはイイ感じですね。
出来ればダミーカート仕様のモデルガンで欲しいところです。
MGCのは遊んでるとシルバーボーイになってしまうし・・・
正確なZinc製のM1873もモデルガンで欲しいですね。
アルミのエアガンじゃなくて・・・
昔、鉄製の73が出たとか上六の広告にありましたが・・・どうなんでしょうか?
資料がある人は教えてください!
Commented by カバ男 at 2015-08-31 19:00 x
Youtube見てると、MIDWAY U.S.A.のラリー・ポターフィールドが「今日は古くなったライフルのストックをシェイプアップしてみましょう!」なんか言ってメカを外しもせずにヤスリでザリザリと削ってる動画があります。
またアメリカの村おこし(?)で古式通りに一からマズルローダーを作る動画なんかでも、バットプレートとか紙入れとか金物を先に組み付けてからザ~リザ~リと削り合わせてますね。
・・・そういうもんなんでしょうか。ちょっとカルチャーショック。
Commented by 1944-6-6 at 2015-08-31 19:48
>カバ男 様
MIDWAY U.S.A.はよく見ていますよ。
いろんな特殊ツールがあって欲しくなっちゃうものばかりです!
しかし・・・ラリーってアメリカ青春映画でモテないイジメられっ子っぽくて好きです。
背中に「Kick me!」って張り紙されて蹴られているタイプ・・・イイなぁ、好きなんだよね。

でもレポートは役に立ちます!  アメリカに行ったらね!
Commented by カバ男 at 2015-08-31 23:46 x
そうそう、そんで蹴られたついでにホられちゃって、フリーメイソンに入会しちゃうようなタイプ。
あの目がメイソンの目なんですよね。
あとアメリカの村おこし、「gunsmith of williamsburg」で検索すると出てきますよYoutubeで。
古いフィルムらしくて画像がモケモケですけど、見てて楽しい。
Commented by 1944-6-6 at 2015-09-01 04:21
>カバ男 様
「gunsmith of williamsburg」ですが、これも結構前から観てまして俺にも造れそうだと思いましたが火花が目に入りそうなんで止めます。
そういえばyou tubeで以前に観たものに実物のMP38をCP化してブローバックさせているのがありました。
究極のモデルガンですね。
俺のベレッタの自動銃もCP化してみようかなぁ(嘘)
Commented by Schutze600 at 2015-09-01 15:40 x
あ、ストックの仕上げで思い出した。
ナポソロのP38カービンのデタッチャブルストックのバットプレートは、初期のレンミントンM700のアルミ製バットプレートが流用されたそうです。
確か、このレミントンM700ストックの仕上げは、バットプレートを取り付けてからヤスリがけが行われるそうで、その為、バットプレート側面は地肌がむき出しの銀色になっています。
ZEKEのP38カービン用のストックは、強度も含めてマルゼン製とは別次元の物でしたが、この側面のアルミ地肌も含めて、実物のレミントンM700のバットプレートを正確に再現しており、すごいな~と思ったものです。
Commented by 1944-6-6 at 2015-09-01 21:40
>Schutze600 様
アンクルカービンには子供心を強烈に刺激されました。
男の子は合体モノが大好きなんですよね。
サンダーバード2号やウルトラホークなんかね。
因みに日本初の合体メカはシュピーゲルだということです。
テッポウはアンクルかな・・・(個人的にはスラッシュのトグルの浮いたP-08が印象的です)

そんな僕は今でもお姉さんとお兄さんが合体したビデオが好きです・・・失礼しました(笑)
Commented by Products ZEKE at 2015-09-09 23:04 x
人パン様

弊社のカービンはこんな感じでした。

www.products-zeke.com/product2.html
Commented by 1944-6-6 at 2015-09-10 14:53
>Products ZEKE 様
好きなオヤジー達(僕より少し上の世代)にはたまらないアイテムなんでしょうね。
僕自身はTVでカービンタイプを見た記憶がないので我慢できるのですが(笑)
Commented by カバ男 at 2015-09-10 23:14 x
子供の頃Gun誌で読んだ記憶があって、なんとなく引っかかっていたのですが・・・。あの世界初の全自動機関銃「マキシム」も、やはり閉鎖機構はトグルロックだったのですね。もっともウインチェスターやルガーのようにリンク式ではないため、動作の変遷は尺取虫を連想することができません。青図を見てもピンとは来ないのですが。ただ、反動(包底圧)の伝達に関する軸の配列だけを追ってゆくと、明らかに尺取虫運動をしています。飽くまでもトグル「ロック」であってトグル「ジョイント」になっていないところがユニークです。
銃の自動化を暗中模索していた時代、誰もがまずヴォルカニック・ピストルの作動原理に着目していた点が興味を惹かれます。
Commented by 1944-6-6 at 2015-09-11 17:00
カバ男 様
マキシムのトグルはカバーを開けないと判りませんが、映画などで見るとコッキングハンドルが盛んに動いていますよね。
子供の頃はあれが不思議で・・・
そういえばマキシムのファイアリング・スプリングって村田銃のような松葉バネなんですよね!
知ってた?
Commented by カバ男 at 2015-09-11 19:31 x
知らなかった。「松葉く◎し」から「居茶臼」への変化ならチョー得意だけど。
Commented by 1944-6-6 at 2015-09-11 21:01
>カバ男 様
昔、元気のいい頃はやったなぁ・・・

って、公序良俗(こうじょりょうぞく)を乱すようなコメントは差し控えていただきたい!
子供だって見ているんですからね・・・もしかしたら。
Commented by カバ男 at 2015-09-12 21:27 x
ぬぬ、たしかにそうかも。
子供の頃、「人間ルガー!」とか言いながら教室の床に伏せてトグルアクションを実演したアホがいて、先生にこっぴどくぶたれてました。そうゆうことなんですね。
でも、あの時ボクたち見物の悪ガキは、その人間トグルアクションが子供では決して行ってはいけない動作で、しかも大人にとっては何か隠しておかなくてはいけない行為を瞬時に連想してしまう破壊的な動作なのだ、トゆう事実を知ったのです。
子供のタブーは大人の楽しみ・・・。ああ、GUN趣味って、エロんなことを教えてくれてたのね。なんつって。
Commented by 1944-6-6 at 2015-09-12 21:55
>カバ男 様
閉鎖器だけではいかんです。
レシーバーもなくてはね。
宇宙戦艦ヤマトの波動砲の発射もなにやら棒のような閉鎖器が挿入されて・・・ドバッっと発射でしたね。
あの瞬間、男性乗組員は「ふぅーー・・・」って感じで脱力感だったような。
モンティパイソンでは機関車がトンネルに入るシーンでした。

って公序良俗を乱すようなコメントは差し控えなくては(ケイズ風紀委員会発足)