人はパンのみに生きるにあらず                                 "Man shall not live by bread alone."    k’z(ケイズ)ブログ

MGC製 M1911A1 金属ニューガバメント GM3

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1977年(昭和52年)のモデルガン規制直前にMGCからリリースされたのが、マニアの間でGM3と呼ばれるこのモデルガンだ。
プラ製のGM2の金属バージョンといった感じで当時全く興味がわかず、周りの友人も買ったという話すら聞いたことが無く、実際に手にしたのはかなり年が経ってからだった。
ちゅーことで、これも借物の鉄砲である。
最近は我へっぽこ愚ブログを見てくれている方が、ネタにどうだと貸してくれるのである。
誠に有難い事で感謝感激雨アラレ・・・なのだ!
僕一人じゃ、絶えずネタになるような鉄砲はコレクションできないし持ってない。
おまけに助かるのはガチャガチャ遊ぶタイプのオーナーばかりなので、分解は問題なくやらせてもらえるのである。
モデルガンはペロペロ触ってピコピコ分解しないとつまんないからね。
オーナーの方々、本当に感謝しております。
これからも宜しく!!

さて、このGM3だがジックリとイジクリ回したのはこれが初めてで非常に新鮮な感じがする反面、プラのGM2を何丁も持っていたので懐かしい感じがする。
まあ当時買わなかった(興味がなかった)理由もそこにある。
先にも記したとおり、僕らにとってGM3はGM2の焼回しで新鮮な魅力にかけていたのだ。

同じ時期にCMCのサード・タイプが発売されている。
オリジナルどおりのディスコネクターやマガジンキャッチ・・・マガジン・サイズも非常に魅力的だった!
超大金持ちならGM3にも目がいったのだろうが、52年規制前で欲しいモノ(買っておきたいモノ)は数えきれないほどあったのだ。
35年前の高校生は、今の高校生ほどお金を持っていないのだ。
MGCのMP40やMJQ、44オートにコクサイの鉄製M92等々・・・到底GM3には順番は回ってこない。

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本来は非常に綺麗なメッキ仕上げだったようだが経年変化でメッキは浮き、亜鉛にもかなりのお疲れが見えている。
しかし作動は恐ろしく滑らかで調子がイイ!
さすがMGCだ!

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ケツ上がりのチャンバーがイイ感じだ。
いかにもショート・リコイルって感じ。
今じゃありえないマガジンキャッチの板スプリング! 当時はスタンダードだったのだ。
ぶっといハンマーピンもGM2譲りだ。

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当時はどうも好きになれなかったGM2と同型のトリガー形状とリリーフカット。
今見るとそんなにイヤじゃない。
う~ん、歳とったのかな。

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しかし、思いっきり入っているsmマークがかえって新鮮かもしれない。
なんともグラマラスなガバだなぁ。

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何気に気に入ったのがこの表現。
スライドを引いた時に見えるディスコネクターのダミー・ヘッドとブリーチのディスコネクター用の溝(?)
ファイアリング・プレート後端のファイアリング・ピン表現の感じもイイ!
こういう遊び心がMGCっぽい洒落たところじゃないだろうか。 素晴らしい!!

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分解してみて初めて分かったことがあった。
バレル・リンクが2枚合わせなのと、多分改造防止の為のスライドの加工。
スライドは強度を低下させるための措置と思われるが、BKタイプが出なかったのはこの為だったのだろうか?

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そして、1977年で日本からいなくなってしまったガバ達だ。
by 1944-6-6 | 2013-03-05 00:40 | 絶 版  M G C | Comments(10)
Commented by どこぞのオヤジ at 2013-03-05 21:22 x
GM3のこのスライド刻印の奴いいなぁ。
規制最期に大安売りされたのは輸出用と同じ刻印なんで、
GM1とあんまり見栄えが変わらないの。
オイラのは規制前投売り版ですた。

>多分改造防止の為のスライドの加工。
これよく言われるけど、スライドレールを加工したときに
レールの先端がカーブしているとスライドが最期まで引けなくなるので
ココを越すまでカッターを入れる目印なんすよ。

エキストラクター爪にも工夫があって
ショートリコイルしたときのバレルのセンターと合うように
一段下に曲がってます。
GM3とGM2のサイドプレートと見比べると面白いですよ。

Commented by 1944-6-6 at 2013-03-05 21:50
>どこぞのオヤジ 様

なるほど、スライドの刻印かぁ!
確かにググってみると異なるのがあるんですね。 深いなぁ!
僕の持っていたGM2はセンターのばっかだったんで、サイドは見たことありませんがドーなっているんでしょうかね。
ググってみるか。
Commented at 2013-03-06 22:04 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hajime at 2013-03-08 01:03 x
いいですね~こちら僕触ったことのないGM3!MGCの金属コマンダーGM1?は親が所有していますがこのGM3触ったことすらなく一度手にしたいガンの一つです この現代のリアルガバに比べると別のガンに近い(笑)ほどのディフォルメ。そのオリジナリティがかえって独特の存在感とアイデンティティを放っていると想う所存でごいまする~「モデルガンの本物」みたいな感じといいますか~
Commented by 1944-6-6 at 2013-03-08 02:11
>hajime 様
ハイ!
僕も初めてじっくりと触りました。
貴殿の言うとおり独特の存在感とアイデンティティを持っていますよね。ある意味で不思議な感覚、知っているけど知らなかった、見慣れているけど初めて見た・・・そんな感じで妙な実在感。
「モデルガンの本物」・・・まったくもって「言い得て妙」ですね。
ウマイ!! 座布団1枚!!
Commented at 2015-03-01 11:54 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 木志利 透 at 2017-08-03 14:46 x
この塗装というかメッキはMGCのオリジナルでしょうか? てっきり、オーナーが再塗装したものと思っていました。なかなか良いと思います。
Commented by 1944-6-6 at 2017-08-03 23:46
>木志利 透 様
これは僕がタミヤの模型用塗料で塗ったものです。
模型用の塗料もクリアーのベースに金属の粉を混ぜているので時間が経つと参加して艶が無くなります。
写真のものは塗って直ぐの色合いですね。
Commented by 木志利 透 at 2017-08-04 16:48 x
なるほど。色合いに重厚感があるのはそのためですかね。
その上、均一に綺麗な塗り具合で、こちらにはとても真似できません。
艶が落ち着いてくると、さらに重厚感が増すのではないでしょうか。
ひと味もふた味も違うMGC製GM3を拝見できて良かったです。
ありがとうございます。
Commented by 1944-6-6 at 2017-08-04 21:46
>木志利 透 様
有難うございます!
またよろしくお願い致します。